こんにちは、ヒカリです。
いつもはバドミントン記事をメインに書かせていただいてますが、今回はバレーボールについて調べてみました。
元々わたしはママさんバレーをしていた母の影響で、子どもの頃はよく一緒に練習についていって遊び程度でやったりしていました。(でも中学ではバドミントン部を選ぶのですがw)
なので子どものころからバレーボールの試合を観るのがとても好きで、母に連れられて実業団の試合を観に行ったりもしてました。もちろん!ワールドカップやオリンピックは注目してよく応援をしていました。
ただここ最近は・・・すっかり遠ざかっていて・・・
木村沙織さんくらいまでがわかる程度、男子の選手もなんとなくしか認識しておらず、バレーボール選手と言えば?
中田久美でしょ、中垣内祐一でしょ
で止まっておりましたw
そんな私の中でバレーボール熱が再燃!!!
ネーションズリーグバレー2023男子日本代表の大活躍にすっかり魅了されてしまいました。
わたしが昔子どもの頃に見ていたバレーボールの男子は、世界の壁は厚くまだまだ及ばない印象でしたが、国際大会でメダルを取るまでになっているとは夢にも思っていませんでした。
どちらかというと話題になるのは女子ばかりだったような・・・。
それもそのはず、ネーションズリーグでの銅メダルは世界大会でのメダル自体が46年ぶりとかだったよう・・・。
こうして久々にバレーボールに注目をしたときに、聞きなれない言葉たちが・・・「レセプション?」「ディグ?」これは、勉強し直さないとダメだ~ってことでいろいろ調べてみました。
9月30日から始まるパリ五輪予選ワールドカップバレーの男子メンバーや大会について、応援を楽しむために知っておきたいルールや用語などをまとめていきたいと思います。
バレーボールのルール
応援するにあたってまず基本ルールを覚えることは大切です。
全日本や世界大会を応援をするために、6人制バレーボールのルールについてまとめていきます。
絶対に覚えておきたい基本ルール
- 6人制バレーボールは、6人ずつ(前衛3人、後衛3人)の2チームで対戦する。
- 主に手や腕を使って3回以内に相手コートに返し、相手のコート内にボールが落ちたらポイントになる。
- 相手が打ったボールがブロックに当たり入ってきた場合、ブロックは3回のうちには数えない。
- 1セット25点先取での5セットマッチ。3セット先に取ったチームの勝利。
- 24点対24点になった場合はデュースとなり、2点差が付くまで続ける。
- ただし5セット目は15点を先取したチームの勝利となる。14点対14点の場合は2点差が付くまで続ける。
今回女子の試合を子どもと観ていて、何点までなのか。サーブは何回打てるの?とか(1回です)いろいろ聞かれましたw
バレーボールのサーブについて
コート外のサービスエリアから相手コートに向かって打つ最初のプレーがサーブです。
- サーブ権を得たチームからサーブが始まり、サーブ権を持っていないチームが得点を取るとサーブ権が移る。
- サーブ権が移ってきた方のチームは、選手が時計回りに1つずつポジションを変更させる「ローテーション」を行う。
- サーブ権を持ったチームが得点すると、サーブ権はそのまま同じ選手がサーブを打つ。
- コートの後ろのライン(エンドライン)を踏んではいけない
- 合図があり8秒以内にサーブを打たなければならない
- 一度ボールをあげてサーブの態勢にはいったら打たなければならない
バレーボールの主な反則について
ミスや反則をすると相手のポイントになります。
ダブルコンタクト(ドリブル) | 同じ選手が連続して2回ボールに触れること。 ただし、ブロックした人がもう一度ボールに触れても反則にはならない。 |
フォアヒット(オーバータイムス) | ボールに4回以上触れて相手コートに返球すること。 |
キャッチボール(ホールディング) | ボールを身体の一部分で長時間受け止めて/掴んでしまうこと。 |
タッチネット | ネットに身体が触れること。 |
オーバーネット | 相手側のコートにあるボールに触れること。 |
アウト・オブ・バウンズ | ボールを返すときに、ネットの端にあるアンテナに当ててしまうこと。 |
この他にも反則はありますが、まずはこの辺を覚えておきましょう。
新たに覚えておきたいバレーボール用語について
わたしがバレーボール観戦に夢中になっていたのが、もう20年以上前の話で・・・。
聞きなれない言葉や、ちゃんと理解していない言葉などがポロポロありました。
特に★マークをつけたところを覚えておくと、解説でもよく出てくるので観戦もより楽しくなると思います。
ポジション編
セッター
セッターは、スパイカーに打ちやすいトスを上げる役割をいいます。
セッターは主に3回の内の2回目にボールに触れることになります。
守備の際にワンカットに加わらないこと、その後すぐにネット前・コート中央付近に移動してトスを上げる体制に入ることが重要になってきます。
試合展開によって、相手を揺さぶる攻撃を仕掛けたり、各選手のプレーを把握し、ボールを上げなければいけません。
高い運動能力・司令塔としての頭脳や判断力が要求されるポジションです。
オポジット
オポジットとは、ポジションの位置を表す言葉です。
バレーボールはサーブ権が回ってくる度にローテーションをしますが、オポジットは常にセッターの対角にいる人のことを指します。
セッターが前衛に来た時などに、後ろからバックアタックの攻撃をできるようなスーパーエースと呼ばれる人が置かれることが多いです。
攻撃に集中できるポジションになります。
初めてオポジットという言葉を知りました!オポジットは国際大会のようなレベルの高い試合でとても大きな役割を果たすようです。日本だけでなく各国のオポジットにも注目したいですね。
アウトサイドヒッター
アウトサイドヒッターは、コートの左右サイドからスパイクし得点を入れる役割です。
このポジションは、チームの得点源となるエースや同等の選手が置かれますが、攻撃だけでなくレセプション(サーブレシーブ)やディグ(レシーブ)能力も求められます。
攻撃から守備までを行えるオールラウンドプレーヤーが要求されます。
ミドルブロッカー
ミドルブロッカーは、ブロックの要となるポジションです。
ミドルブロッカーは「相手の攻撃を防ぐ」ことと「クイック攻撃」の役割を行うため、身長の高い選手が有利とされています。
リベロ
リベロはレシーブ専門の選手です。
コート内に1人だけユニフォームの違う選手がリベロです。
リベロは審判に合図をすることなく自由に何度でもどの選手とでも交代でコート(後衛)へ入ることができます。
守備専門のポジションなので攻撃に加わることは反則になります。
リベロのポジションが国際大会で正式に使われたのが1998年です。
わたしが熱中していた頃より後にできたルールですが、日本チームにも『守護神』と呼ばれる名選手が出てきたのを記憶してます。
プレー編
サーブ、レシーブ、アタック、ブロックなどは省略します。
レセプション
サーブレシーブのことです。
ディグ
レセプション(サーブレシーブ)以外のレシーブのことです。
昔は『レシーブ』と一括りにしていたけど、今は違う呼び名があるようです。解説でよく出る言葉なので覚えましょう!
クイック
クイックは速攻と言われ、アタッカーが短い助走でジャンプし、低く素早く上げられたトスをすぐに振り抜く攻撃のことを言います。
スパイクを打つ位置に応じて、ABCDの4種類に分けられ、Aクイック・Bクイック・Cクイック・Cクイックと呼ばれます。
ブロード
ブロード攻撃は相手のブロックをかわすように、斜め上の方向 に移動しながらジャンプし打つスパイクのことを言います。
主にはミドルブロッカーがライト方向へ走り、低くて早いトスを打ちます。
パリ五輪予選『ワールドカップバレー2023』男子の試合について
2022年9月12日時点における、FIVB世界ランキング上位24か国(フランス除く)が参加し、世界3か国同日開催で、男子は2023年9月30日 – 10月8日に開催し、各ブロックにつき2か国づつ、合計6か国が五輪出場権を獲得する。
8カ国総当たり戦で、上位2カ国に入る必要があるよ!
ワールドカップバレー2023男子ブロック
日本は抽選でPOOL Bに。世界ランク2位の強豪アメリカがいます。
ネーションズリーグの好調を持続できていれば、アメリカに勝利も夢ではないと思います!
※()内は世界ランキング
POOL A | POOL B | POOL C |
---|---|---|
ブラジル | 日本(5) | 中国 |
イタリア | アメリカ(2) | ポーランド |
イラン | スロベニア(8) | アルゼンチン |
キューバ | セルビア(9) | オランダ |
ウクライナ | トルコ(13) | カナダ |
ドイツ | チュニジア(18) | メキシコ |
チェコ | エジプト(23) | ベルギー |
カタール | フィンランド(28) | ブルガリア |
ワールドカップバレー2023男子日程&速報
9月30日(土)
日本 vs フィンランド(28)
日本 | 3 | 25-17 25-15 25-27 19-25 15-12 | 2 | フィンランド |
10月1日(日)
日本 vs エジプト(23)
日本 | 2 | 25-14 25-10 23-25 23-25 13-15 | 3 | エジプト |
順位 | チーム | 勝 | 負 | 勝点 | セット率 |
---|---|---|---|---|---|
1 | アメリカ | 2 | 0 | 6 | MAX |
2 | スロベニア | 2 | 0 | 6 | MAX |
3 | セルビア | 1 | 1 | 3 | 1.333 |
4 | 日本 | 1 | 1 | 3 | 1 |
5 | トルコ | 1 | 1 | 3 | 0.75 |
6 | エジプト | 1 | 1 | 2 | 0.6 |
7 | フィンランド | 0 | 2 | 1 | 0.333 |
8 | チュニジア | 0 | 2 | 0 | 0 |
10月3日(火)
日本 vs チュニジア(18)
日本 | 3 | 25-14 25-16 25-15 | 0 | チュニジア |
10月4日(水)
日本 vs トルコ(13)
日本 | 3 | 25-15 25-20 25-19 | 0 | トルコ |
順位 | チーム | 勝 | 負 | 勝点 | セット率 |
---|---|---|---|---|---|
1 | アメリカ | 4 | 0 | 12 | 12.000 |
2 | スロベニア | 4 | 0 | 12 | 6.000 |
3 | セルビア | 3 | 1 | 9 | 2.500 |
4 | 日本 | 3 | 1 | 9 | 2.200 |
5 | トルコ | 1 | 3 | 3 | 0.400 |
6 | エジプト | 1 | 3 | 2 | 0.454 |
7 | フィンランド | 0 | 4 | 1 | 0.250 |
8 | チュニジア | 0 | 4 | 0 | 0 |
10月6日(金)
日本 vs セルビア(9)
日本 | 3 | 25-17 25-14 25-22 | 0 | セルビア |
10月7日(土)
日本 vs スロベニア(8)
日本 | 3 | 25-21 25-22 25-18 | 0 | スロベニア |
10月8日(日)
日本 vs アメリカ(2)
日本 | 2 | 19-25 25-22 25-19 23-25 12-15 | 3 | アメリカ |
順位 | チーム | 勝 | 負 | 勝点 | セット率 |
---|---|---|---|---|---|
1 | アメリカ | 7 | 0 | 20 | 5.250 |
2 | 日本 | 5 | 2 | 16 | 2.375 |
3 | スロベニア | 5 | 2 | 15 | 2.000 |
4 | トルコ | 4 | 3 | 11 | 1.000 |
5 | セルビア | 3 | 4 | 9 | 0.769 |
6 | フィンランド | 2 | 5 | 7 | 0.647 |
7 | エジプト | 2 | 5 | 5 | 0.578 |
8 | チュニジア | 0 | 7 | 1 | 0.095 |
龍神NIPPON、パリ五輪出場権を獲得!!!
パリ五輪予選『ワールドカップバレー2023』男子メンバー
No. | ポジション | 名前 | 所属 | 年齢 | 身長 |
---|---|---|---|---|---|
1 | オポジット | 西田 有志 | 日本バレーボール協会 | 23 | 186cm |
2 | ミドルブロッカー | 小野寺 太志 | サントリーサンバーズ | 27 | 202cm |
3 | セッター | 深津 旭弘 | 日本バレーボール協会 | 36 | 183cm |
4 | オポジット | 宮浦 健人 | ジェイテクトSTINGS | 24 | 190cm |
5 | アウトサイドヒッター | 大塚 達宣 | パナソニックパンサーズ | 22 | 195cm |
6 | ミドルブロッカー | 山内 晶大 | パナソニックパンサーズ | 29 | 204cm |
7 | アウトサイドヒッター | 高梨 健太 | ウルフドッグス名古屋 | 26 | 190cm |
8 | セッター | 関田 誠大 | ジェイテクトSTINGS | 29 | 175cm |
10 | ミドルブロッカー | 髙橋 健太郎 | 東レアローズ | 28 | 201cm |
11 | アウトサイドヒッター | 富田 将馬 | 東レアローズ | 26 | 190cm |
12 | アウトサイドヒッター | 髙橋 藍 | 日本体育大学 | 22 | 188cm |
13 | リベロ | 小川 智大 | ウルフドッグス名古屋 | 27 | 175cm |
14 | アウトサイドヒッター | 石川 祐希 | パワーバレー・ミラノ(イタリア) | 27 | 192cm |
20 | リベロ | 山本 智大 | 日本バレーボール協会 | 28 | 171cm |
21 | セッター | 永露 元稀 | ウルフドッグス名古屋 | 27 | 192cm |
28 | ミドルブロッカー | エバデダン ラリー | パナソニックパンサーズ | 23 | 195cm |
29 | セッター | 山本 龍 | サントリーサンバーズ | 23 | 185cm |
30 | アウトサイドヒッター | 甲斐 優斗 | 専修大学 | 20 | 200cm |
最後に
今回は男子チームのみの記事になってしまい、申し訳ありません。
もちろん女子チームも素晴らしい試合を繰り広げてくれました。それを観て、また一段と男子の応援もしたい!と思わせてくれました。
バレーボールはとても迫力のあるスポーツで、ラリーが続きやすい女子と比べ男子のプレーはまさにパワーとパワーのぶつかり合いで別スポーツであるかのようです。
それゆえ、どうしても体格的にも外国人選手との壁は厚く、日本男子チームはなかなか結果がでませんでした。
脚光をあびる女子チームに比べ、オリンピック出場を逃すなどの悔しい思いもたくさんしてきました。
しかし、ネーションズリーグの日本男子の活躍をみて、今こそは期待せずにはいられません!
みんなで日本男子チームを応援しましょう!
最後までご覧いただき、ありがとうございました。
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