
こんにちは、ヒカリです。
「アナウンスを頼まれたけど、選手交代やシート変更が複雑で頭が真っ白になる…」
そんな方にぜひ読んでいただきたい記事です!
私の息子が中学硬式野球の「リトルシニア」に入団し、母当番としてアナウンスを担当したときのことです。
事前に配られたマニュアルやアナウンスシート、そして当日支給されたマグネット式ホワイトボード。
「なんだか重要な係を任されたな~」なんて思っていました。
ところが、実際にアナウンスをしてみて感じたのは――
使いづらい!
もともと、マニュアルをファイリングして持ち歩いたり、手書きで書き込んだりするのはできるだけ避けたいタイプの私。
何度かアナウンス担当を経験するうちに、ひとつの答えにたどり着きました。
iPadに全部入れたら、楽じゃない?
それ以来、iPadを使うようになってからは本当にラクになり、落ち着いてアナウンスできるようになりました。
今回の記事では、私がたどり着いた「iPadを使って焦らずアナウンスするコツ」をご紹介します。
母サポーターが直面しがちな“選手交代”や“シート変更”のポイントを、わかりやすくまとめました。
最後に、練習用のアナウンス問題もあります!
実際に声に出して読んでみると、当日のイメージがつかみやすいですよ♪
母サポーターが担当する野球アナウンスとは?
中学硬式野球や少年野球では、試合運営を保護者がサポートする「母当番」制度があります。
その中でもアナウンス担当は、試合の進行をスムーズに伝える大切な役割。
具体的にアナウンスをする内容は、たとえば次のようなものです。
- 試合開始や終了の定型アナウンス
- 選手紹介や打順の読み上げ(これが最も基本です)
- 選手交代やポジション変更の連絡(最も間違いやすい場面です)
- ファウルボールや場内への注意喚起
- 最終結果や応援・観客への感謝の言葉
野球母にとって、場内アナウンス担当は避けて通れない“難関”のひとつです。
「アナウンスをお願いします」と言われた瞬間、一瞬で頭が真っ白になり、どうしよう…と不安に思っている方も多いのではないでしょうか。
中学硬式野球のクラブチームでは、練習試合でも各チームからアナウンス担当を出すことがほとんどです。
これは、公式戦に備える大切な練習の場でもあります。
いずれ自分が担当する日がやってくると思うので、機会があればぜひ挑戦してみてください。
それでは実際に一番パニックに陥りやすい『選手交代やポジション変更の連絡』について解説していきたいと思います。
シート変更のアナウンスについて
シート変更とは?
「シート変更」とは、守備位置が変わることを指します。
たとえば、ピッチャーとファーストが交代したり、外野手の守備位置を入れ替えたりする場合などが該当します。
選手交代(=ベンチに下がる・新しい選手が入る)とは違い、同じ選手がポジションを変えるだけのときに行うアナウンスです。
アナウンスのタイミングは?
母サポーターが担当するアナウンスでは、自チームの選手交代やシート変更をお知らせするのが基本です。
球場のプロのウグイス嬢のように、両チームのアナウンスを行う必要はありません。
シート変更が発生するのは、自チームが守備に就いたタイミングです。
多くの場合、
- 回の始めに守備につくとき
- ピッチャーが交代するとき
にシート変更が行われます。
守備に回ったら、監督や球審の動きに注意しておきましょう。
また、ピッチャーが投球練習を始めた場合も、交代の可能性があるサインであることが多いです。
急な交代に慌てないよう、心の準備をしておくことが大切です。
シート番号を確認しよう!


シート番号とは、野球の守備位置を数字で表したものです。
アナウンス担当として、これを覚えておくことは必要最低限の準備になります。
変更を伝えてくるのは球審ですが、
「ピッチャーとファーストが交代!」と伝えてくる人もいれば、
「1が3、3が1!」と伝えてくる人もいます。
どちらも同じ意味で、
「ピッチャー(1番)とファースト(3番)が入れ替わる」ということを指しています。
- 数字は守備位置の番号であり、打順や背番号とは別物。
- 試合前に「1〜9」の位置をイメージできるようにしておくと、アナウンス時に焦らない!
シート変更をアナウンスしよう!
打順表を使って説明します。チーム名は『光が丘ファイターズ』





シート変更!
ピッチャーがファースト、ファーストがピッチャー
変更を聞いたらシート番号を色ペンで変更しましょう。
※リトルシニアリーグのマニュアルをベースとしています。
変更箇所を伝えた後に、最後に打順から通してアナウンスしていきます。
焦らずアナウンスするポイントは後で説明しますね!
選手交代のアナウンスについて
選手交代とは?選手交代のタイミングは?
「選手交代」とは、ベンチにいる選手とグラウンドに出ている選手が入れ替わることをいいます。
選手交代は、攻撃側・守備側のどちらでも起こる可能性があります。
攻撃側の場合は、「代打」や「代走」として行われます。基本的には1対1での交代になるため、落ち着いて対応すれば大丈夫です!
この記事では、特にパニックになりやすい守備側の選手交代について説明します。
守備側の交代では、複数人が同時に交代するケースが少なくありません。
さらに、シート変更(守備位置の入れ替え)が同時に行われることも多く、アナウンス担当が焦ってしまう場面がよくあります。
しかも公式戦においては、球審も選手交代のアナウンスが終わるまでプレイをかけられません。試合のゲームをスムーズに行わなければ!と思えば思うほど焦ってしまうのです。
しかも、公式戦では球審がアナウンス終了を待ってからプレイを再開するため、「早くアナウンスしなきゃ!」というプレッシャーを感じやすいのです。
選手交代をアナウンスしよう!





選手交代!
ピッチャー木村、ライト川本
変更箇所を赤字でメモします。
選手交代とシート変更を焦らず言うポイント
それでは早速ヒカリ流の『選手交代とシート変更を焦らず言うポイント』をまとめていきます。
”ヒカリ流”とつけたのは、母サポーターのアナウンス担当の役割は、「試合進行のお手伝い」と「場内場内にいるすべての人へ正確に伝えること」この二点に尽きます。
わたしたちはプロのアナウンサーでも、ウグイス嬢でもありません。
だからこそ、気持ちは楽に、丁寧に情報を伝えることを心がければ大丈夫です。
普段から練習をサポートしている自チームのアナウンスですから、
選手の顔や名前もよく知っているはず。
その“身近さ”こそが母サポーターアナウンスの強みです。
ちょっとくらい噛んでも、ちょっとくらい間違えても大丈夫。
気持ちを込めて丁寧に伝えることが、いちばん大切です。
ポイント①打順シートにメモをする


この情報さえあれば、選手の交代&シート変更は怖くありません!
このメモに変更内容を正確に書き留めていきます。



選手交代!
ピッチャー木村、ライト川本
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