
こんにちは、子どもたち応援団、団長HIKARIです。
男の子の習い事の王道として「野球」がありますが、最近は「サッカー」に押され気味な印象です。長男は小学1年生から野球を習っていますが、最初はサッカーにも興味があり、野球の方に傾いてくれないかな~と夫婦でうま~く、じわりじわりと導いていった記憶があります。
今回は野球を習うメリットや注意点、準備するもの、チームの選び方を紹介したいと思います。
「野球」を習うメリット


小学1年生になると、学校のグラウンドで活動をしている少年野球のチームの勧誘を受けたりしますが、野球なんてできるの?まだ早い?と思われるかもしれませんが、もし興味があるのであれば、ぜひはじめてみてはいかがでしょうか。
現在の子どものスポーツの習い事の意識調査について、とても面白い記事がありますのでこちらもぜひ読んでみてください。


子どもに人気のスポーツの習いごとはなにか、どうしてそのスポーツを習わせたいのか、予算、スポーツの他の習いごとについての意識がまとめられていて、とても興味深いものになっています。
このような調査の結果が出ていますが、HIKARI家では「バドミントン」と「野球」を選択しています。
それでは実際に長男が野球を習っていて、メリットに感じたことをあげていきましょう。
運動能力・体力が向上する
長男が野球を習い始めたのは小学校1年生=6歳からです。
3~8歳までをプレゴールデンエイジ、8~11歳ごろは一生涯で最も運動能力が向上するゴールデンエイジ真っ只中となります。
それはどんなスポーツをしても同じことが言えます。その中でも特に野球は、投げる、受ける、走る、などさまざまな動きのあるスポーツなので、体全身を使って運動神経を向上させることができます。



わたしはバドミントンをやっていますが、野球経験者の人でバドミントンのセンスがある人はとても多いです。バドミントンの桃田選手も少年野球をやっていたそうです。
最初はただ遊んでいるような動きから初めますが、実はそれをゴールデンエイジに行っていることがとても意味のあることになります。ゴールデンエイジについてはこちらの記事を読んでみてください。





ちなみに長男は野球で走り回っているおかげで、ずっと運動会ではリレー選手に選ばれています。
挨拶などの礼儀が身に付く
これもどんなスポーツに言えることですが、チームで練習に参加することにより、監督、コーチ、保護者の方々の協力により自分たちは運動ができているという意識ができます。
開始、終了の挨拶、練習時の挨拶、声出し、試合時の挨拶、保護者の方へのお礼の挨拶など、「声に出して言う」という姿勢が身に付きます。帽子をとって一礼したりと、気持ちのよい態度を自然にとることができるようになります。
野球は団体競技であり、少年野球は小学1年~6年生が所属して学年があがればレギュラーに入ったりといったこともあります。4年生以下のチーム、5年生6年生のレギュラーチームなど複数の学年にまたがって練習をしたり試合をしたりするので、上下関係の大切さも学ぶことができます。



子どもたちの「お願いします!」「ありがとうございました!」という元気な言葉は、とても気持ちのいいものです。
上の学年の子にあこがれ慕う気持ち、下の学年の子の面倒をみる、など自然にできていくのでとても微笑ましいです。
仲間と一緒に頑張れる
チームに入るとチームメイトは仲間として共に切磋琢磨して練習に励みます。試合になれば学年関係なく仲間の応援が響きます。チームメイトと目標に向かって頑張ることができる、という経験は何物にもかえられない貴重なものになると信じています。
また大会や、遠征先で別のチームとの交流もあり、同じように頑張っているたくさんのお友達との出会いの場になるようです。
「野球」の習い事の注意点
小学生から野球を習うことで、保護者への負担や、家庭におよぼすデメリットもあります。
拘束時間が長い
練習は主に平日の終業後や土日に行われ、特に低学年の内は送迎や付添いが必要になります。また土日は試合や遠征が入り、そのために車を出したり、自転車の誘導をしたりと親の力が必要になります。
小学校のグラウンドを使って地域の人や保護者がボランティアでコーチをしているチームなどは、保護者同士、連携・協力しながらチームを運営していることも多いです。その場合、練習中の飲料水の補充や子ども達のケアなど当番制をとったりしています。
それにより、親の拘束時間は長くなり、週末のお休みも削られてしまいます。



子どもが頑張っている姿を間近で見れる機会は今だけだと思い、成長はとっても嬉しいことだけど、どこか寂しい気持ちにもなります。
小学生の間はきっとあっという間なので大切にしたいです。
天候に左右される
野球は屋外のスポーツなので、とにかく天候に左右されます。スケジュールは事前にもらえますが、雨で当日の朝に「練習休み」や「試合中止」が決定します。
家族での週末の予定は立てづらくはなりますが、子どもの意見も聞きながら、時には家族との時間を優先しながらうまく練習に参加していけるといいと思います。



雨で練習が中止になったときは親子でバッティングセンターに行ってます!
費用がかさむ
月謝と言われるものは、チームや運営元によって異なります。
わが家の場合は、地域の子ども会の運営なので1,500円で1年分を一括してお支払しています。
平均的には5,000円程度、保護者のボランティアで行っているチームで1,000~2,000円程度、また本格的に外部からコーチを呼んでいるようなところは1万円くらいかかるところもあります。
チームによって異なるところですが、「入会金」「遠征費」「選手登録料」「スポーツ保険」等別途かかることもありますので、入団前にしっかりと確認をしておくことが必要です。
そして肝心なのが「道具にかかる費用」です。細かい内容は次項から紹介していきますが、最初に準備をする道具費で3~5万円程度はかかると思います。
「野球」をはじめる時に揃えておきたいもの


道具の金額は本当にピンキリ。
低学年のうちはサイズもどんどん変わるので、安いものでいいと思います。
野球の人気ブランドといえば、「ミズノ」「ゼット」「アシックス」などがあります。「アンダーアーマー」のウェアも人気です。
グローブ
トレーニングシューズ
練習着
バット
水筒
チームに所属して揃えるもの
野球バッグ
練習着やシューズ、お弁当、水筒などすべてまとめて入れられる野球バッグはチームで揃えているところもあります。
長男の野球バックは自分の名前の刺繍入りで約8000円しました。
もろもろの道具をそろえているとやはりなんやかんやお金がかかります。
ユニフォーム
公式ユニフォームについてはチームで準備していることが多いです。
長男のチームでは、年度初めにサイズごとにユニフォームが配られ背番号が決まります。
長男は3年生になり、初めて公式メンバーに選ばれました。わたしも気持ちをこめてゼッケンを背中に縫い付けました。
S字フック(野球バッグを掛ける用)、レインコート、レジャーシート、氷のう(アイシングバッグ)、保冷バッグ、ひんやりタオル
チーム選びのポイント


チームを選ぶことはとても重要になります。
最近は少年野球の人数も減ってきているのでどのチームも新1年生の入団は歓迎されると思います。
安易に「家から近いから」で選ぶのではなく、まず自分がどうなりたいか(低学年のうちは親が子にどうなってほしいか)をよく考えてチームを選びましょう。
チームの方針と子ども(親)の方針を確認
わが家の場合は主人もわたしも「強いチーム」で「指導がしっかりしているところ」がいいという考えなので、お友達に聞いたり、チームに在籍している子の保護者に聞いたりしながら情報を集め、見学・体験に行き話し合って決めました。
方針で分かれるところをまとめてみると、
- 指導がしっかりしていて強いチームで自分も上を目指して頑張りたい!
- 仲間を見つけて、野球を楽しむことが一番!
- 弱くてもいいから、試合にとにかく出たい!
いろいろな考えがあっていいと思います。
大事なことは、どのような指導の元で練習がしたいのかを親子でしっかりと話し合っておくことです。
見学や体験でチームの雰囲気を確認
チームの”色”はその監督や指導者によってほぼ決まります。
口調がきつく厳しい指導者もいると思います。それは強い、弱い、関係なくチームをまとめている監督のカラーです。それが「いい」「悪い」の話ではなく、「合うか」「合わない」かの問題になってきます。
それとは別に指導の仕方もしっかり見ましょう。低学年と高学年ぞれぞれに指導者がついているか、年齢に応じた指導ができているか、練習をしている子ども達の様子はどうか、しっかり見極める必要があります。
情報を集める手段としては
- そのチームに入っている子(その保護者)から聞く
- 見学・体験に行く
- チームの試合をみにいく
などがあります。



「ゆるくて楽しいチームがいい!!」と子どもが言うのであれば、それもいいと思います。
「仲間と楽しくスポーツをする」ということは本当に貴重な経験になると思います。
まとめ
子どもに習い事をさせる時には、やはり「続けてほしい」と思いますよね。チームや指導者との相性もあるので、事前に情報をしっかり集めて入団するチームを決めることをおすすめします。
そして少年野球をはじめることで、保護者にかかる負担についても十分に理解して、子ども達の成長を楽しみながら応援していきましょう。
本当に子どもの成長は早く、息子が1年生になったばかりの頃はわたしも一緒にキャッチボールをしていたのですが、今ではボールを受けるのが怖いくらいで、わたしでは相手になりません。何かを習わせるということは親の負担も増えますが、”今”の時間を大切に、子ども達の応援をしていきたいなと思います。
HIKARI家で習わせているもう一つのスポーツ「バドミントン」についてはこちらの記事をご覧ください。


最後までご覧いただき、ありがとうございました。
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