【実録】長男が、小学校の備品を壊しました。

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ヒカリ

こんにちは、HIKARIです。

ヒカリブログでは、家勉強を中心に、子どもの習いごと、日常生活のお得な情報などを発信しています。

育児に関しては、子どもたちの成長とともに、悩みや問題も形を変えていくもの。

今回は、3番目、長男が学校で起こした問題について書き留めておこうと思います。

この記事がどう役に立つのかわかりませんが、子どもがトラブルを起こすと、ネットで検索しちゃうんですよね。

こんな時どうした?どうすりゃいい?どう思った?どうなるの???共感もしたいし、解決もしなきゃだし、ホント育児っていろいろなことがつきものだしその都度悩む。

そんな方々への「うちではこんな感じでした。」を記事にしたいと思いますので、気になった方に読んでいただけると幸いです。

目次

長男が、学校の備品を壊しました。

その日は長男、10歳の誕生日。

夕方職場に学校から電話がはいる。

「●●さんから話はありましたか?」

「すみません、まだ仕事中なもので。」

「今日●●さん、掃除の時間に教室のテレビを壊しまして・・・。ほうきが当たってしまったようで。ただかなりテレビの画面がへこんでいるので相当強い力がかかっていたようで。ことがことなので学校まで来ていただけませんか。」

先生のこの話だけ聞くと・・・、

え?ほうきで叩いたってこと????状況は?

漠然とお友達とふざけてほうきを振り回している絵が浮かぶ・・・

ついにこの時が来てしまったか・・・姉二人では経験したことのない緊張感が走る。

長男は活発ではあるが、あまり手を出すタイプでもないと思ってはいたが。

そういえば、姉も甥っ子が学校のガラスを割って呼び出された、なんてこと言ってたな。

はっと冷静になり、「怪我した子はいなかったですか?」と肝心なことを聞き忘れていたことに気付いた。

「怪我人はいないので大丈夫です。」とのこと。

それを聞いて、ホッとした。

どうやら担任もその場にいなかったようで、●●さんに話を聞いてもらえますか?と言われた。翌朝一番に学校に行くことを伝え、電話を切った。

先生からの電話を切った直後、長男から電話が入る。

(早速来たか・・・)

「あのさ~、今日さ~、あ~、言いたくないな。言いたくない・・・。」

(自分で言おうとしてるからとりあえず聞こう。)

長男はかなり声を絞り出して、なんとか最後まで(テレビを壊してしまったこと)を話してきた。

このとき、プラスの情報としては、友達とふざけていたわけではなく単独だったということと、掃除時間だったため教室にはそんなに人はいなかった様子。

「手からほうきが離れちゃったの・・・」

とはいえ、電話ではちゃんと話が伝わらないと思い、

「わかった、じゃあ家に帰ったらちゃんと説明してね。」

と言って電話を切った。

『単独、ほうき、手から離れた』

さては・・・

・・・こいつ、素振り(野球)やったな・・・

なんとなく状況がみえてきた。

家に帰ると長男は布団の中で寝ていた。

実は前日にお父さんから野球の練習後に寄り道をして帰りが遅くなり、かなりきつく叱られたばっかりだった。

わたしに電話をしてきたときも、自分がやってしまったことの後悔とそれを報告しなければならない状況に気持ちが押しつぶされそうになっていたのが分かる。

きっとお父さんとお母さんが帰ってきたら叱られるに違いない・・・

現実から逃げ出したい気持ちで、布団の中で寝てしまったんだろう。

先に帰ってきた私は、長男を起こして話を聞く。

寝ぼけてうなだれていたが、だんだん目がさえてきたので、確認した。

「ほうきで何をしてたの?」

「野球みたいにしてほうき振り回した。」

(やっぱりな・・・)

「素振りしてたん?」

「そう、それ。」

テレビから離れていたのだけれど、振った瞬間にほうきを話してしまって柄の部分がテレビの画面に強くぶつかってしまったと。

「そう・・・、まぁまずは教室でやることではないよね。掃除の時間に遊んでたってことだもんね。」

「今回はたまたまテレビに当たったけど、これがお友達だったらとても大変なことになっていたんだよ。柄の部分がお友達の目に当たって目が見えなくなったらどうする?最悪のことを考えたら絶対にしてはいけなかったよね。」

これは散々わたしも親に言われてきたことだ。ただうちの親は常日頃から言っていた気がする・・・わたしはそういったトラブルを起こさなかったのは、母親がきちんと教育してくれてたからだ。

起こってしまって学ぶことはあるけれど、取り返しのつかないことになることは絶対にあってはならない。

親として「教育」しなきゃと身が引き締まった。

今回怪我人がいなかったことに関しては、本当に良かった。

学校の備品を壊したと聞くと、むしゃくしゃして故意にやってしまったのか、お友達とのトラブルやふざけあいでやってしまったのか、と頭をよぎるが・・・

素振りだったと聞いて、正直ホッとした。

長男は野球がとても好きだ。自分でユーチューブで調べるくらい向上心もあって、毎晩裏の公園で素振りとキャッチボールを父親としている。

でも場所と時間が間違いだったよね。

ほんと、それ。

あとは、自分のその行動でどういうことが起こり得るのか・・・10歳とはいえ、もうすぐ5年生、高学年になるのだからそこまでちゃんと考えなければならない。

ま、今回は・・・

  • 怪我をした人がいなかったこと
  • 自分から報告できたこと
  • 壊してしまった経緯

から、そんなに叱りつけることなく

明日お母さんと一緒に学校に行って謝るよ!!!

で話を終えた。

だけど、彼にはもう一つの関門が待っていた。

わたしに話を終えたときに父親が帰ってきたのだ。

(ざっくりとは話してあるけどね。・・・心の声)

長男の地獄の時間、アゲイン。

「お父さん、今日ね、ほうきで学校のテレビを壊しちゃった。」

言ったそばから大爆笑の父。

笑っているお父さんを見て笑みがこぼれる長男。

「お前もやったのか、おれもやった。」

「おれのときは、しょっちゅう学校の窓ガラスが割れてたぞ。」

マジか。

男子ってやつは。

でも昨日散々父親に叱られていた長男は心からホッとしたに違いない。

当然その後は真顔で、「怪我させたりはなかったんだな。もし人の顔に当たってたら・・・」

はい、本日2度目のもし人に・・・でしたが、ちゃんと話を聞く長男。

翌朝、一番に長男と登校。

担任と実際のモノを見に行き、長男が状況を説明する。

マジか・・・、めちゃくちゃデカイテレビやん。。。

今ってこんないいテレビなのか。

いろいろな事情が脳裏に浮かび、若干わたしは引いてしまったけれど、、、

とにもかくにも謝罪。

隣のクラスの男の先生も来てくれて、

「お前野球好きだもんな。U5(5年以下)のキャプテンやってるんだな。まぁ気持ちわかるよ。」

「だけどな、今回はテレビでよかったんだぞ。もしお友達の顔に・・・」

はい、3回目・・・もう何度言ってもいいよね。これは本当に教訓にしてほしい。

その後教頭先生にも謝罪に。

「ちゃんと自分でお父さんお母さんに言えましたか?」

自分で報告をちゃんとするように教頭先生も言ってくださってたんだなぁと。

親は子どもが何をしたとしても、一緒に謝りに行くし、それはどんなことでも変わらないからちゃんと報告するんだよ、と。伝わってればいいが。。。

長男、散々なバースデーになってしまったけど、レベルが1上がったね。凄い経験をしてしまったね。

さてさて、このテレビの弁償はどう請求がくるのだろうか・・・

そこだけがちょっと気がかりな母でしたw

ヒカリ

続報、またお届けします。
最後までご覧いただき、ありがとうございました。

その後・・・

この長男のテレビ破損が小4の3月。その後特に学校から弁償等の話はありませんでした。

故意にやったわけではないとのことで今回は学校の保険から対応してくださったようです。

とにかく怪我人がいなくてよかった・・・。

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