こんにちは、HIKARIです。
2020年も残すところあと3ヶ月・・・早いですね。
2020年HIKARI家での一番のハッピーなニュースは、パパや子ども達に聞いても間違いなくこう答えると思います。それは!!
あんずを迎え入れたこと!です。
あんずです!ロングコートチワワ、6歳です!
「犬を飼うこと」は家族全員の長年の夢でもありました。そして、わたしたちにとって初めてのことです。
初めてのペットで私たちは保護犬の里親になることに決めました。
ペットに関してはいわばド素人のわたし達、すべて初めてのことだらけ、わからないことだらけでした。わからないこと、とまどったこと、悩んだことは自分たちで調べたり、周りのペットを飼っているお友達に聞いたり、病院に先生に聞いたりしました。
そんなわたし達の経験から、保護犬を迎えるときの心構え、里親になる方法、初期費用、準備のポイントをまとめていきたいと思います。
保護犬を迎えるときの心構え
ずっと子どもたちからも「犬が飼いたい!」と言われ続けていたのですが、実は水面下でわたしと主人でいろいろと動いていました。
わたしも主人も大の犬好き!ですが、子どもの頃はわたしは両親からの反対、主人はペットの飼えないマンション暮らしでずっと飼えないでいたのです。
結婚して、自分たちの家を持って、子どもたちも皆小学校に上がり、そろそろいいのかなぁなんて考え始めていた頃でした。
新型コロナによる自粛生活でわたしたちにも思わぬ時間ができ、より話し合うことが多くなりました。
わたしたちはホームセンターに行ったときによくペットショップにも立ち寄っていましたが、ある時ある記事を目にしました。
コロナ禍により世間でも「ペットブーム」が起きていて、それにより「思わぬ悲劇」を招いているというものでした。実はペットブームが起きるたびに飼い主が最後まで面倒を見ることができない「飼育放棄」が問題になっているといいます。
ペットショップに並んでいる小さなワンちゃんは本当にかわいいですが、やはりお世話をするのに手間はかかります。
それでも「ペットとの生活感」の実態を理解していない中で、勢いでペットを購入することはとても危険だということを改めて感じました。
このことは、”命あるもの”を迎えることにわたしたちは責任と覚悟を持たなければならないことを、改めて家族でじっくりと考えるきっかけになりました。
そしてわが家に迎えるなら、そんな行き場のないワンちゃんの里親になりたいな、と考えるようになりました。
家族で話し合ったこと
- 家族全員が犬を飼うことに賛成しているか。
- 具体的に犬のお世話はどのようなものがあるか。
- お世話をすることができるか。(誰が何をできるか。)
- どこにケージを置くかなどの具体的な飼育のイメージ。
- 「命」について、最期まで責任を持つということについて。
もちろん賛成!お父さんとお母さんが働いてるときはわたしたちでお世話するし、散歩も絶対に行く!!!飼いたい!!!
犬ってさ、わたしたちより先に死んじゃうの?死んじゃったらどうするの?いっぱいお世話してあげたら死なないかな・・。もちろん飼いたい!
絶対に連れてきて!!ずっと一緒にいる!キャンプにも連れて行きたい!
捨てられちゃったの?幸せにしたい。
家族との話し合いはとても大切だと思いました。
子どもたちは素直でかわいらしい意見をたくさん持っています。
疑問や考えを出して、わからないことを調べることは子どもたちにとってもとても意味のあることです。
迎え入れる犬のお世話を頑張りたい気持ちや、「幸せになってほしい」という言葉が聞けたのと、最後の項目「命について」はきっとそこが一番つらいけど、わたしたちも覚悟が必要だね、家族の一員として育てよう、と夫婦でもしっかりと話し合いました。
保護犬を迎える|里親になる
保護犬とは
具体的には、飼い主さんに捨てられてしまった犬、迷子になってしまった犬、繁殖引退、動物保護施設や保健所に持ち込まれた犬、飼育放棄、ブリーダー崩壊、多頭飼育崩壊、などさまざまな理由で保護された犬を総称した言葉です。
保護犬というと「かわいそう」と思うかもしれませんが、ふつうのワンちゃんと一緒です。わたしたちもいざ探してみると、子犬からシニア犬まで、またパグ、チワワ、ボーダーコリー、シーズーなど、犬種もさまざまです。
成犬から迎えることが多いので、しつけなどがしやすい反面、子どもの頃に十分な栄養をとっていない犬も多くいるため、今後病気になるかもという心配もあります。
そういったリスクがあったとしても、幸せなワンちゃんが増えてほしい、本当に小さな力かもしれないけれど、こうして保護犬を迎えること、そしてそれを伝えることをやっていきたいな、と思いました。
保護犬の里親になるには
里親になるということは、犬を譲渡されるということですが大きくは2つあります。
- なんらかの事情で飼えなくなった個人の方からの譲渡
- 動物保護団体からの譲渡
他には、地域の保健所に直接問い合わせをしたり、動物病院さんで里親を探されている場合などもあります。
今はSNSからの情報や、里親募集サイトもたくさんあり、全国各地の里親募集の情報を得ることができます。
里親募集サイト
huGU ハグー みんなのペットオンライン
実際にわたしたち家族とあんずを繋げてくれたサイトです。
さまざまなペットの里親を募集しています。
とても見やすく検索しやすいサイトです。
”お迎え特典”ではドッグフードやペット専門店のクーポン、飼育本などがもらえます。
ペットのおうち
こちらでもさまざまなペットの里親を募集しています。
ハグーと同じように全国の動物保護団体・法人・個人からの募集を掲載しています。
スマホアプリで条件にあうペットが掲載されたら通知をしてくれるサービスもあるようです。
ジモティー 犬の里親募集
このサイトでは生き物だけでなく、さまざまなカテゴリーのものの譲渡の場を扱っています。
その中にある犬の里親募集のページです。
事情があってペットを手放さなくてはならなくなった個人の募集が多いです。
メリットはジモティー(地元)で里親を探すことができることです。
保護施設団体からの情報もありますが、個人で近くの人と譲渡をしたい方が利用されている印象です。
何度かトライしましたが、恐らく問合せも多いようで、返事がほとんど返ってこなかったです。
タイミングがとても大事ですね。
保護犬の里親になるまでの流れ|保護施設から~あんずの場合~
わたしたちは、里親募集サイトhuGUを利用→無料会員登録をして探しました。
探し方は「直接気に入った子を探す」「保護活動団体を探す」「譲渡会を探す」とあります。
写真、年齢、性別、所在地など詳細も見やすくなっています。
気に入った子が見つかったらそれぞれの譲渡条件を確認し、里親応募フォームから申込みをします。 申し込み後は連絡を待ち、対面の日時を決めていきます。
施設によっては書類選考等が行われる場合もあります。
相手が個人の方の場合は対面まで密な連絡をとり、なるべく自分以外の誰かを連れて対面(契約)をしたほうがいいと思います。
日程が決まったら、 実際に保護犬と対面します。
この時に保護施設のスタッフさんや元の飼い主さんから、その子の性格や普段の様子などいろいろなことを聞いておきましょう。
先住犬がいる場合は、相性もあるので必ず連れて行きましょう。
対面が終わったら、保護団体の場合は希望者と双方でトライアルに進めるかを話し合います。
団体によって、事前に保護犬が生活するスペースを確認する場合もあります。
無事にクリアできれば、トライアルに進みます。 トライアルは2週間くらいでお互いの相性を確認します。
わたしたちの場合はコロナ禍ということもあり、事前に家に来て飼育場所を確認することはありませんでしたが、あらかじめ写真を撮って飼育場所について説明をしました。
問題なくトライアルを終えたら、受け入れの意志をつげ、契約をかわします。
健康診断、マイクロチップ登録、狂犬病・ワクチン、ノミダニ駆除は事前にされている場合が多いですが、確認しておきましょう。
あんずは、譲渡契約が完了してわが家に来た後も、半年間は保護施設の方に画像をそえて状況を伝えることが条件となっていました。
里親になるまでの流れ|譲渡会の場合
こちらはわたしは実際には経験していないので、調べたことを記載させていただきます。
先ほど紹介した里親募集サイトをはじめ、環境省のHP、保護団体のHPで譲渡会の情報を確認することができます。
団体によって多少の違いはあると思いますが、以上が大まかな流れになります。
里親募集サイトを利用するときのポイントと気を付けること
これはどのサイトでも言えることですが、情報が掲載されてすぐにコンタクトを取ることが重要になります。ペットを探している人は本当に多いようで、個人の方が子犬の里親を募集をされている場合は、返信すら返ってこないこともよくあります。
これはおそらく応募が予想よりはるかに多く対応しきれていないんだと思います。
保護施設の場合は必ず回答はもらえますが、お目当ての子の里親が既に決まってしまうことも多いようです。
また、掲示板には対象の保護犬に対してどのような里親を希望しているかということが詳しく書いています。
よくある里親の条件!
- 先住犬がいないこと
- 小さな子供がいないこと
- 屋内での飼育をすること
こういった条件はよくあるので、きちんと確認をして応募するとマッチングしやすいです。
また、個人の方とやり取りをする場合、元の飼い主さんとのトラブルが生じる場合もあるので十分な注意が必要です。
里親募集サイト内にもそういった注意事項の記載があるので、しっかり注意事項を読んで譲渡契約を交わしましょう。
保護犬を迎える|初期費用について
譲渡費用
犬の里親になるのってお金かかるの?
と思われている方もいると思いますが、結論から言うと、
犬自身の売買はできないので購入代金というものは不要です。
ただし、それまでにかかった必要経費を里親さんが負担するという形になります。
団体によってさまざまですが、去勢・避妊手術を実施、混合ワクチン、駆虫薬の投与など、基本的な健康診断とケアをしてからの譲渡になるので、それまでにかかった実費を譲渡費用として支払うことが多いようです。
多くの保護団体では5万円くらいまでが相場となっているようです。
ちなみにあんずの場合は¥31,500-かかりました。
ただし、避妊手術はされてませんでした。
迎え入れるための準備費用
うちは初めての犬だったので、ケージから全て、一から揃えることになりました。
あんずとの対面、お見合いの後にホームセンターに行って必要なものを片っ端からカゴに入れて行ったのを思い出します。
もう、テンションも上がっているので、財布の紐はかなり緩んだ状態でした。
ケージ、クレート、ベッド、ドッグフード、おやつ、食器、水入れ、ペットシーツ、トイレ、トイレ用マット、うんち袋、うんち用スコップ、おむつ、ジョイントマット、ハーネス、体拭きシート、除菌スプレー、ブラシ、歯ブラシ、おもちゃ
迎え入れまでで、約5万円↑↑
犬の登録費(¥3,000)、トリミング代(¥8,000)、動物病院初診、ワクチン、血液検査、治療
実はあんずの場合は保護団体さんに少し不安を感じたため、すぐにかかりつけ医を探していろいろと診てもらった結果、手術も必要な事態となり動物病院さんにかかった費用は約15万円でした。
なので、初期費用としては、計約20万円かかりました。
強い思いを持って受け入れしたわたしたちにとっては、もうすでにあんずは家族の一員だったのであんずをなんとか自分たちの家に迎え入れたい、あんずに元気に過ごしてもらいたい、その気持ちでいっぱいでした。
\最初にあると便利なペットシートはまとめ買いがお得!/
\小型犬にぴったりのシンプルなケージ/
保護犬を迎える|準備のポイント
それはあまり準備をしすぎないことです。
事前に元の飼い主さんから情報をしっかり聞き取れていたらいいのですが、迎え入れてからでも全然遅くはありません。
わたしたちは”初めてのわんちゃん”ということでかなり舞い上がってしまって、迎え入れる前にいろいろと買い揃えてしまいました。
おもちゃや、ドッグフード、おやつ、水入れ、ペット用トイレ、スコップなどですが、これらは実は今は使われることなく眠っています。
まずはあんずとしっかり向き合って、わかってあげて、落ち着ける場所を作ってあげることが一番大事だったなと思いました。(反省)
環境も変わるので、ワンちゃんにとっても慣れるまでにとても時間がかかります。
焦らずゆっくり関係をつくって、必要なもの、好きなものを判断していけるといいと思います。
\あんずがやっと食べてくれたごはん/
まとめ
”犬を迎える”ということは、それがペットショップからでも、保護施設からでも、”飼いたい”と思って迎えているので、一緒にいるだけで癒しになり、毎日が幸せな時間になるでしょう。
”命あるもの”をお迎えするので、当然ながら責任が生じ、良いことばかりでなく、それに伴う労力や費用は決して軽視できません。
大切なことは、犬を二度と悲しい目にあわせないように、一生一緒に暮らすという強い覚悟をしっかりと持っておくことだと思います。
また、犬を迎え入れる前に今一度、新しい「家族」を迎えるということを意志して、温かく迎え入れてあげる体制を家族全員で整えていってほしいと思います。
今回は「里親に迎えるまで」をご紹介させていただきましたが、HIKARI家のあんずの場合も、迎え入れた当初はいろいろな問題が出てきて、悩み苦しんだ時期もありました。
最初は、あんずもわたしたちも慣れるまでに時間がかかりました。
また、HIKARIのInstagramでは、さまざまなあんずの様子が見れますのでぜひ”フォロー”をお願いします!
最後までご覧いただき、ありがとうございました。
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