こんにちは、ヒカリです。
自分はシングルスとダブルスのどちらが向いているんだろう?
と悩んでいる人はいませんか?
小学生も中学生も大会によってどちらかを選ばなければならないことがあるので、迷う人もいると思います。
結論から言うと、
どちらが向いているのかを考えるよりも
シングルスもダブルスもどっちも強くなりたい!と思ってほしいです。
とはいえ、『シングルスとダブルスのどちらに向いているのか』問題はあるあるなので、興味のある方はぜひ読んでみてください。
- 自分がバドミントンのシングルスとダブルスのどちらに向いているか悩んでいる人
- シングルスとダブルスも両方強くなりたい人
わたしは専門家でも、優秀な指導者でもありませんが、バドミントンをする子どもたちの親として一緒に考え、導き出した答えをご紹介したいと思います。
バドミントンのシングルスとダブルスの向き不向きはあるのか?
A. 『ある』と考えています。
スポーツをやっていく中で『弱点』や『苦手』は人それぞれ必ずあるはずなので、『向き不向き』は出てくるでしょう。
実際バドミントンのシングルスとダブルスとでは、必要な要素というものが変わってきます。
例えば、スマッシュが苦手な(遅い)人
ダブルスには向かないかもしれません。
ダブルスは1面を2人で守っているところに打ち込むので、攻撃力が求められます。
なので、
- スマッシュを打ち続ける力
が必要とされます。
次に、すばやく広く動くのが苦手な人
シングルスに不向きなのかもしれません。
当然ながら、シングルスは一人なので動く範囲が広くなります。
コートのカバー力は必要不可欠です。
先ほどのスマッシュで考えてみましょう。
ダブルスが打ち続ける力が必要ならば、シングルスに必要なのは
- スマッシュを打った後の動き
自分しかいないので、相手のレシーブに反応する動きが必要になってくるからです。
バドミントンのシングルスに向いている人
わたしは『向き不向き』を簡単に決めてしまうのではなくて、子どもにも考えさせることがとても大事だと思います。
どんな人がシングルスに向いていると思いますか?
長女と話していて出てきたのは、
- フットワークが強い→動きのスピードが速い人
- コースを狙うことがうまい人
- コートを広く使って粘ることができる人
- クリア、スマッシュ、カットの使い分けがうまい人
- ヘアピンが上手い人
まぁ、出てくる出てくるw
バドミントンのダブルスに向いている人
どんな人がダブルスに向いていると思いますか?
- スマッシュ力のある人
- 連続して打ち続ける体力のある人
- 速い展開が得意な人
- ネット前の処理(ヘアピン・プッシュ)が得意な人
こちらも出てきましたw
いくつか挙げてみると、結局どちらの要素もバドミントンのレベルをあげるためには必要だということに気付くと思います。→長女は気付いていましたw
結局、強いスマッシュが打てるに越したことはないし、コートをすばやく動けるに越したことはないんです。
本当に強い選手というのは、高校に進んだ時にシングルス・ダブルス、『両方できる』ので得意不得意があったとしても両方にチャレンジしてほしいと思います。
試合でシングルスかダブルスを選ばなくてはいけない場合
普段の練習で両方にチャレンジするにしても、試合でどちらかを選ばなくてはいけないときは、『自分の得意な方』を選びましょう。
ジュニアのクラブチームでは、全体のレベルアップをはかるためにまずはシングルスを強化していく流れが多いと思います。
たま~に指導者の人から聞くんですが、「シングルスで強くなれなかった子をダブルスに回す」的な発言・・・
あれ、本当に聞きたくないんですよね。
最初にスポーツをやっていく中で『弱点』や『苦手』は人それぞれ必ずある、と書きました。
ただし、どちらかを選ぶ、選択する場面においては『得意な方を選ぶ』よう心がけましょう。
苦手の消去法や妥協で決めるのではなく、『得意』『好き』のポジティブ思考で決めてください。
そして、『弱点』や『苦手』は普段の練習から克服できるように努力をしましょう。
バドミントンのシングルスとダブルスの両方強くなるために
結局、わたしたち親子が行きついた答えとしては、『両方強くなる!』でした。
では、両方強くなるために、どのようなことを意識し課題を持って練習に取り組めばいいのでしょうか。
シングルスとダブルス両方を強化するために必要な要素3つ
- 動きのスピードアップ
- スマッシュ力(攻撃)のアップ
- レシーブ力(守り)のアップ
この3つはバドミントン自体のレベルアップのために必要不可欠な要素になります。
もちろんダブルスに関してはこれにプラスをして
- ローテーション
- 前衛のネット前さばき(プッシュ)
など、シングルスにはない要素が加わってきます。
まずは、バドミントン自体のレベルアップのために必要な要素3つについて具体的に考えてみましょう。
①動きのスピードアップ
バドミントンはよく、ラケットワークよりもフットワークが重視されます。
コートを広くすばやく動く力をつけてあげることが大事です。
広く動けるということは、バドミントンで最も求められる要素の一つになります。
シャトルに追い付くことができるようになるとラリーが続くようになるので、得点につながるチャンスが広がってきます。
『動けないからダブルスにする』という考えは間違っています。
ダブルスにも動ける力はとても重要です。
ダブルスを選んだとしてもシングルスの練習を取り入れるべきだと思います。
- コートランニング(ステップ走)
- 速いノック練習
- 2対1、3対1のフリー(相手の人数を増やして動かしてもらう)
②スマッシュ力(攻撃)のアップ
スマッシュ力(攻撃力)を上げることはシングルスでもダブルスでも必要な要素です。
強ければ強いに越したことはないですが、同じスマッシュでもシングルスとダブルスとでは意識を変える必要があります。
シングルスのスマッシュは、常に100%のパワーショットは必要ありません。
7割、8割のショットでライン際を狙えるほうが有効的です。
スマッシュを打つのも、返ってきたレシーブを打つのもすべて自分です。
- コースをしっかり狙えること
- 打ったあとの動きも加えること
が大事です。
それでも武器として、100%のパワーショットで決めきる力も必要です。
一方ダブルスのスマッシュは、基本的に攻撃に入るとトッパン(前後)の態勢なので連続で力強く100%に近い球が打てるかどうかがカギになります。
- スマッシュヘアピンのノック練習
- ターゲット(的)を置いてのスマッシュノック練習
- 2対1のオールアタック
③レシーブ力(守り)のアップ
レシーブ力(守り)を上げることもシングルスでもダブルスでも必要な要素です。
シングルスにもダブルスにも言えることですが、渾身のスマッシュを返され続けることは攻撃側にとってダメージがとても大きいです。
シングルスは触れればいい→前に落とす、ハーフで十分です。
ただし、相場相手もスマッシュを打ったら前に入ってくるので、そこで後ろに鋭く返せる練習もしておくといいと思います。
- スマッシュレシーブ練習(コースの意識)
まとめ
いかがでしょうか。
バドミントンのシングルスダブルスにおいて、向き不向きはあると思います。
『向いているのか』『向いていないのか』を考える前に、『どういう人が向いているのか』『どうしたらシングルスが上手くなるのか』『どうしたらダブルスが上手くなるのか』について考えてみましょう。
バドミントンは頭を使うスポーツです。
普段の練習、トレーニングのときから考えるクセをつけましょう。
たとえ『不向き』であったとしても、両方強くなろうとすることで両方のレベルアップに繋がっていきます。
- 動きのスピードアップ
- スマッシュ力(攻撃)のアップ
- レシーブ力(守り)のアップ
この3つの要素を強化していきましょう。
最終的に決断するときは、自分の『得意』を優先して考えていきましょう。
両方できると、バドミントンがとても面白くなると思います。
最後までご覧いただき、ありがとうございました。
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