こんにちは、HIKARIです。
バドミントンは頭を使うスポーツだから!
これはわたしも学生のころからよーく言われてたのですが、小・中学生の子どもたちにそう言ったところですぐに実践できるわけがないので、具体的にはどういうことなのかについて考えたいと思います。
そもそも、バドミントンに限らず、全てのスポーツにおいて、考えることができる子は伸びる!と思いますが・・・。
長女に至っては、とっくに身体能力的に勝ることは不可能なのですが、普段勉強も教えてるせいか、頭脳面や精神論的なアドバイスは意外と素直に聞いてくれますw
自分の経験はもちろん、指導者の方の話、トッププレイヤーのインタビューや動画、講習会で学んだことなどからわたしなりに考える、子どもたちに伝えたい『頭を使う』『考えて勝つ』バドミントンとは?をまとめていきたいと思います。
バドミントンではなぜ頭を使わなければならないのか
バドミントンはバカは勝てない
言葉が悪くてすみません・・・。
これはわたしの中学の顧問が言っていた言葉です。
バドミントンはさまざまなショットを使い分け、いろいろなコースをダマしながら狙っていく。相手の嫌がるコースや相手の穴を見つけるスポーツです。
そして今はっきりと実感していることは、やはり
バドミントンは頭を使わないと勝てないスポーツだということ
逆を言えば、頭を使えば比較的体格やパワーをカバーできるスポーツだとも言えます。
バドミントンで『頭を使う』『考える』プレーができる人とは
そもそも、『頭を使った』『考えられた』プレーってどういうものなのか。
- 自分が予測した逆にシャトルが飛んでくる
- 左右、前後に動かされている
- そんなに動いていないのに、シャトルが拾える
試合の相手がこのようなプレーをしてきたら、『頭を使った』バドミントンをしている人だと思います。
わたしは現役の学生の頃、自分より動けなく、スマッシュもそんなに速くない年配の選手にどうしても勝てなかった経験があります。
フットワーク、スマッシュ力など自分の方が勝っていても勝てないことがあるのです。
まさにこれが、『考えて勝つ!』バドミントンだということです。
バドミントンで『頭を使う』『考える』プレーをするには
『頭を使う』『考える』バドミントンは試合ですぐに実践できるものではありません。
練習でできないことは、試合でもできません。
なので、練習から身についていれば自然と試合でも考えることができるようになります。
普段の練習から『頭を使う』『考える』癖をつける
- なんとなく基礎打ちをする
- メニューを何も考えずにこなす
- 何度も試合をしている相手だからなんとなくこなす
無意識にこういった練習をしていませんか?
- 基礎打ちのドロップを左右交互に打ち分けてみる
- どうしてネットにかかったのか、ミスをしたのかを考えて修正する
- 相手の癖を知っているからこそ、ヤマをはって攻撃に結び付ける
少し意識を変えてみると、練習の取り組みにも変化が生まれると思います。
具体的にどういうことを考えると良いのか
- 練習の意図を考える
- 自分の苦手を克服するにはどうすればよいかを考える
- 試合を想定しながらコースを意識する
その時やっているメニューは何のために(何を強化するために)やっているのかを意識しながら取り組む。
自分の弱点をわかっていて、強化するにはどういう練習が効果的かを考える。どう直すべきか、を考える。うまくいかない部分を徹底的に意識して打つ。
試合だったらどうするか。
”なんとなく”や”ただこなす”ではなく、普段から考える癖をつけましょう。
バドミントンの試合の最初から最後まで考え切れること
実際の試合ではどういうことを考えれば良いかをあげてみます。
- 相手の苦手なショットを見抜く
- 相手の癖を見抜く
- 自分が狙われているコースを見抜く
相手の苦手なショットを見抜くには
相手のミスを見逃さない!
相手がどこでどのショットをミスしているのかに注目する。
★フォア前に打つとロブが甘く上がってくるな
★ボディへのスマッシュは取れないな
★ラウンドの反応が遅くて体勢が崩れてるな
相手の動きをよく見て、相手の苦手を見つけることを普段の練習から”訓練”すること。
そうすれば試合でも必ず相手の弱点をみつけて狙うことができます。
試合の序盤で相手の『苦手』をみつけましょう。
相手の癖を見抜くには
相手が打ってくるコースのかたよりを意識!
相手がどこに打ってくるのが多いかに注目する。
★フォア前からはストレートロブが多いな
★ラウンドに追い込まれるとクロスカットをよく打ってくるな
★ラリーが続くとラウンドにドリブンを打ってくるな
相手がよく打ってくるコースに注目することで、打ってこない(打てない)コースが見えてきます。
そのために大事なことはラリーを続けること。試合は最大3ゲームまで戦えます。
最終的に勝つことが大事なので序盤にラリーを続け、相手の癖を見抜きましょう。
自分が狙われているコースを見抜くには
自分のミスしたショットを頭にいれておく!
相手が強い相手であればあるほど、同じように考えるプレーをしてきます。
相手も自分のミスを見逃しません。
ミスしたところは狙われる・・・という意識を持ってそのコースを張っておきましょう。
小学生のうちから考えるバドミントンをする
わたしは中学スタートの経験者ですが、わが家の子どもたちは長女が小5から、次女が小2、長男は小1からバドミントンをしています。
そしてつくづく思うのが、
小学生は大切な基盤作りができる時期であること
子どものゴールデンエイジというのは、運動能力が一番発達する時期です。
ひとつのスポーツに絞らなくてもいいので、走ったり、体幹を鍛えたり、この大切な時期を意識することが大事です。
それと同時にこの『考える癖』も小学生のころから意識して続けていると、中学・高校と自然と『頭を使う』ということができるようになっていると思います。
まとめ
バドミントンの面白いところは、パワーも技術もある現役の高校生がベテランの年配選手に負けることがあるというところです。
上手い選手=強い選手とは限りません。
このように書き出してみると、たくさんのことを意識し、考えなければなりません。
いきなりすべてを実践するのは、難しいと思います。
まずは『今日はここを意識してみよう』と一つに絞って実践するところからはじめてみてはいかがでしょうか。
『頭を使う』『考える』ということをとにかくやってみれば、考える癖は必ずつきます。
最初に述べた「練習でできないことは、試合でもできない」=
練習でしていることは試合でもできるようになる
このことを子どもたちには伝えたいと思います。
最後までご覧いただき、ありがとうございました。
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