
こんにちは、ヒカリです。
ここまで、アルファベット学習→ローマ字学習→母音学習→単語勉強その1(動物)→単語勉強その2(色)→単語その3(英数字)→単語の分類と進めてきました。
今日は前回の単語の分類で習った『名詞』についてもう少し詳しく勉強していきます。
あまり難しいことは書きません。小学5年生で理解しておきたい内容をご紹介します。
- 小5くらいからお子さんに英語を教えたい保護者の方
- 英語を勉強したいけど、どうやって進めていいかわからない人
- 中学までにちょっとだけでも「英語が得意」になりたい人
英語の名詞とは?
- ヒト・・・Lucy(ルーシー)、Ms. Smith(スミスさん)、boy(男の子)
- モノ・・・book(本)、pen(ペン)、bike(自転車)
- コト・・・idea(アイディア)、homework(宿題)、event(できごと)
小学5年生であれば、国語の授業でも学ぶので、『名詞』について理解するのは決して難しくないと思います。
だけれど、英語には日本語にない感覚があります。
それは名詞には”単数形”と”複数形”というのがあるということ。
そのヒト、モノ、コトが単体なのか、1つ以上あるのかを感覚的に大事にしています。
また、その名詞が数えられる名詞なのか(可算名詞)、数えられない名詞なのか(不可算名詞)を区別するところも日本語とは大きな違いとなります。
この日本語にない感覚を最初に単語を覚える段階である程度意識しておくと、中学の英語にスムーズに入ることができます。
特に最初に覚える英単語は圧倒的に『名詞』が多いので、最初から意識しておくことが大事です。
英語の可算名詞、不可算名詞とは?
英語の名詞は、「1つ、2つ、3つ…」と数えられるか、数えられないかによって2つに分けられます。
全体としてとらえられる一定の形を持ち、「1つ、2つ、3つ…」などのように数えられる名詞を可算名詞といいます。
- bag(バッグ)
- pen(ペン)
- cat(ネコ)
- apple(りんご)
- table(テーブル)など
一定の形を持たず、一部分を取り分けても性質が変わらない名詞を不可算名詞といいます。
- water(水)
- air(空気)
- salt(塩)
- tennis(テニス)
- music(音楽)など
可算名詞について:単数形・複数形


「1つ、2つ、3つ…」などのように数えられる名詞である可算名詞は、さらに『単数形』と『複数形』の2つに分けられます。



英語は文法的に対象となるものが1つなのか、複数なのかを明確に分けます。
可算名詞の単数形
英単語を学ぶときは基本的に単数形の形のものから覚えていきます。
対象のものが1つ(単体)の場合、名詞の前にa/an(1つの)をつけます。
- a bag
- a pen
- a cat
- an apple ※母音から始まる名詞にはanをつける
- a table
a/anがつくことによって、そのモノが1つであるということがわかります。
a/anは「1つの」という意味と、不特定のモノ(単体)を表すときに使います。(例:a man「ある男性」)
可算名詞の複数形
複数形は、対象のものが2つ以上の場合に、名詞の語尾に-s/-esをつけてかきます。
- bags
- pens
- cats
- apples
- tables
名詞にsやesがつくことで、そのモノが1つ以上(複数)あるということがわかります。



今の段階では、複数形は名詞+-s/-esと覚えよう!
例外はまだいいよ!
数を表す語に名詞をつづけることができる!
- one cat=a cat(1匹の猫)
- two cats(2匹の猫)
特定の対象を指す場合
「そのネコ」のように対象を特定する場合は、theをつけます。
theをつける場合、a/anは不要です。
- a cat(1匹のネコ、ある(1匹の)ネコ)
- the cat(その(1匹の)ネコ)
- the cats(その(複数の)ネコたち)
見つけにくい可算名詞
次の単語も可算名詞です。
- an idea(アイデア)
- an accident(事故)
不可算名詞について:数えられないもの
「1つ、2つ、3つ…」と数えられないもの(英語の感覚で)を不可算名詞といいます。
不可算名詞は数を表す語とともに用いることはありまん。
1つの形のみで複数形を持たず、a/anはつけず単数形と同様に扱われます。
- salt(塩)
「その」の意味で特定の対象を指す場合、theをつける。
- the salt(その塩)


不可算名詞は複数形を持たない代わりに、a bottle of…(…のボトル)/ a glass of…(…のグラス)のように「a +(容器のような可算名詞)+ of +(不可算名詞)」の形でa/an、one,two,threeなどの数を表す語とともに用います。
- a bottle of water(水のボトル1つ)
- two glasses of milk(グラス2杯の牛乳)
- three cups of coffee(コーヒー3つ)
英語の名詞|プリントダウンロード



今まで習った単語から問題を作りました!
まとめ
これまで習ってきた単語に『名詞』がたくさんあることに気付いたでしょうか。
英語と日本語の大きな違いは、『可算名詞』『不可算名詞』に分けられるというところです。
そして、可算名詞には単数形と複数形があるということです。
この感覚が日本語にはないので、多くの人がつまづくポイントになります。
英語の習い始め、単語を覚えるタイミングからこの感覚をつかんでいきましょう。
- 名詞を見つける
- 数えられる、数えられないを考える
- 数えられる名詞の場合、1つ(単体)なのか、2つ以上(複数)なのかを考える
次回は5年生最後の学習になります。「英語と日本語の違いと英文のルール」を学習します。


最後までご覧いただき、ありがとうございました。
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