こんにちは、ヒカリです。
英語の未来形は『will』を使えばいい!と覚えていませんか?実は『will』はいつでも使えるわけではないのです。英語では時制がめちゃくちゃ重要!と言われている中で、学校ではなかなか教えてもらえない、未来形について復習してみましょう。きっとスッキリすると思います!
今回は”未来形”についてお話します。
どうしても学校の学習の順番だと時制を一つずつ学習していくので、意外と切り替えができない子が多いように感じます。
まず最初に伝えたいことは、
英語は時制を使い分けることがめちゃくちゃ重要だということ!
中学ではいろいろな時制を習うので既に混乱している子は、『え~、ムズイ』と思うかもしれませんが、基本となる4つの時制をまずは完璧にマスターすることが大事です。
既に時制は理解しているよ、という子も未来形について復習していきましょう。
まずは英語でとても大事になってくる時制の基本4種を確認します。
時制の基本4種
- 現在形・・・普段していること・習慣、事実を伝えるとき
- 現在進行形・・・今していること、一時的にしていることを伝えるとき
- 過去形・・・過去のことを伝えるとき(1秒前でも10年前でも過去)
- 未来形・・・未来のことを伝えるとき
この区別はきちんとついていますか?
この中にある『未来形』を今日は完璧にしていきましょう。
未来形って何?
未来のことを話すときに未来形を使い、英語では明確に現在との区別をします。
未来とは文字通りに未来のことで、1秒先でも10年先のことでも未来形を使います。
未来形は”will“を使うんだよ、will=be going to~だよ、
っていまだに習っていますか?
わたしの時代はこう習いましたが・・・。
この二つには確かにほぼ同じ意味ですが、実は『will』はいつでも使えるわけではないのです。
ここまでちゃんと教えてくれる先生は少ないかも・・・
『意思』『予測』『予定』などと説明を受けることもあると思いますが、今回はシンプルに未来形を説明していきます。
英語の3つの未来形
英語の未来形は3つあります。
- will
- 現在進行形
- be going to
未来のことを話すときはこの3つを使い分けることになります。
それぞれ説明していきます。
①willをつかった未来形
- 今決まったこと(じゃあ、そうするよ~)
- まだ決まってはいないこと(しそう~、するんじゃないかな~)
今おもいつきで決めたことや、なんとなく思いついたことを話すときにwillが使われるよ!
不確かなときに使える表現だね!
『will』をつかった例文
- I’ll go shopping tomorrow.(それじゃあ明日買い物に行くよ!)
- She will pass the exam.(彼女は試験に合格するんじゃないかな。)
今決めたことだったり、根拠はないけど未来におこりそうなことを伝えるときに使える表現です。
②現在進行形をつかった未来形
- 決まっている未来
- 既に立てている予定(~するんだけど~)
現在進行形って「~しています」ていう今していることを言うんじゃないの?
近い未来のことや、確定的な未来を表すときは現在進行形が使えるの!
『現在進行形』をつかった例文
- I’m coming!(今行く!)
- They are getting married next month.(彼らは来月結婚するよ。)
確実な未来に向けて進行していっているイメージで現在進行形を使ってるんだね。
③be going toをつかった未来形
- ①②の意味どちらもOKの未来形
- 今決めた未来のことでも、既に決まっている未来のことでもどんな未来でも大丈夫!
『will(未来形)』=『be going to~』
『現在進行形(未来形)』=『be going to~』なんだね!
- I’m going to have lunch with Miki today.(今日ミキとランチをする予定つもりだよ。)
- The sky is getting dark. It’s going to rain.(空が暗くなってきたね。雨が降りそうだね。)
3つの未来形を比較
- I will play soccer tomorrow.(それじゃあ、明日サッカーをするよ。)
- I’m playing soccer tomorrow.(明日サッカーをすることになってるんだ。)
- I’m going to play soccer tomorrow.
(それじゃあ、明日サッカーをするよ/明日サッカーをすることになってるんだ)
それぞれのシチュエーションは思い浮かびますか?
イメージしてみてください。
たとえば①は会話の中で明日体育館でバスケットボールをするつもりが、急に体育館が使えなくなった時にじゃあサッカーをするよ!と発言しているところを思い浮かべてみましょう。
たとえば②はサッカーを習っていてサッカーの練習日が月曜と木曜と決められていた時の水曜日の会話と思い浮かべてみましょう。
③はどちらの意味でも使えるので、サッカーをすることが確実でないにせよ、サッカーをする意思が自分にはあるという気持ちを思い浮かべましょう。
まとめ
中学の勉強って、英語が嫌いになるように難しく難しく教えられているような気がするんですよね・・・。
英語って日本語よりシンプルだったりするので、子どもには苦手意識を持ってほしくないなぁと思います。
頭の中で「未来を表す表現だから・・・」「未来を表す言葉は・・・」と順番に考えていては英語が話せるようにはなりません。
そのシチュエーションを想像しながら、体にしみこませるように、声に出して表現していくことがとにかく大切です。
一通り英語を習った後の復習として、こちらの記事がお役に立てれば嬉しいです!
最後までご覧いただき、ありがとうございました。
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