こんにちは、HIKARIです。
先日長女(中学2年生)の春季市民バドミントン大会を観戦してきました。
2複1単の団体戦、見事に優勝しました!!!
市大会なので52校中の頂点で、その先の大会はありませんが、学校としても6年ぶりに市で優勝できたのでとても感動しました。
試合を観戦して思ったのが・・・線審をちゃんとできている子が少ないこと。
4月に開催された大会なので新1年生はいないはず。ということは、2年生3年生でもちゃんと線審ができないのか・・・と、とても残念に思いました。
まだまだ技術はしっかりしていなくても、線審などの審判はしっかり学んでポイントを押さえれば誰でもできます。
また審判をやる上で大事な事ですが、やり方を知っていてやる!だけでなく、きちんと責任を持って審判しましょう。
先日観戦した大会でも線審に入っている子たちは、やり方は皆知っているのだと思います。
でもジャッジするところでしなかったり、自信が持てず周りの雰囲気でジャッジを変えてしまったり、とあまりに責任感が足りていませんでした。
プレーをしている側からすると、まして大事な勝敗がかかるポイントで線審がはっきりとジャッジをしてくれなかったら・・選手はどれだけ悔しい思いをするでしょうか。
バドミントンは些細なきっかけで流れが一気にかわるスポーツです。公平に自信をもってジャッジができるようにしたいものです。
これから夏の大会に向けて、1年生も試合に同行したり出場したりすると思います。
今回はそんなバド部1年生に向けて(2年生、3年生も改めて考えてほしい!)バドミントンの線審のやり方!重要なポイントを解説していきたいと思います。
バドミントンの線審|役割を理解しよう!
担当ラインについてシャトルがインかアウトかを判定をします。
担当ラインについては後ほど詳しく説明しますが、線審には自分の”担当ライン”というのが割り当てられます。
線審はあくまでもその自分の担当ラインのみに集中してインかアウトかだけを判定するための審判ということです。
役割としてはとても明確だと思います。
それでもきちんと線審ができていない子が多い・・・それはどういった状況だと思いますか?
おそらく気持ち的にはこんな感じだと思います。
- シャトルが飛んできても、あきらかにアウトだったのでジェスチャーをしなかった
(誰が見たってわかるでしょ) - 周囲の雰囲気に合わせて一度ジャッジをしたのに変えてしまった
(どっちか自信がないな・・・周りが怖いな) - 隣のコートの試合が気になり見ていなかった
(ヤバイ・・・見てなかった)
線審で大事なのは・・・
- 担当ライン付近に飛んできたシャトルに対してすべてジャッジをすること
- シャトルに目線を合わせて自信をもってジャッジをすること
- 責任感を持って線審をすること
正直、小中学生の大会だとぼーっとしていたり、よそ見をしてしまっている子は結構います。
午後の試合だと眠くなってしまう子も見かけます・・・。
そこは、自分がプレイヤーの立場だったら・・・を考えていい加減なジャッジはしないよう心がけましょう。
バドミントンの線審|担当する範囲は?
線審が2名の場合
小中学生の大会や、地域・市民大会などは主審1人、線審2人で行うことが多いです。
線審が2名の場合は2つのラインを担当します!
シングルスの担当ライン
シングルスはサイドラインが内側になります。
ネット奥の相手側のコートまで見る必要があるので、ゲーム展開に集中しましょう。
ダブルスの担当ライン
ダブルスで気を付けたいのが、サーブの時だけ黄色のラインがエンドラインになります。
線審が4名の場合
線審が4名の場合は1つのラインを担当します!
線審が10名の場合
全日本総合選手権や、大きな国際大会では線審が10名になります。
バドミントンの線審|判定の基準
『イン』『アウト』 を見分ける基準は?
シャトルの最初の着地点がライン内・上なら『イン』、ライン外なら『アウト』になります。
シャトルの構造上(シャトルが壊れなければ)、シャトルのコルクが下を向くのでコルクが最初に床の面につく場所で判定をします。
バドミントンの線審|合図の仕方
イン時の線審の合図
無言で、右手でそのラインを指す
「イン」の場合は無言で指すだけなので気を付けましょう。
※明らかな「イン」であっても、必ず合図を出しましょう。
アウト時の線審の合図
はっきりした大きな声で「アウト」とコールし、
同時に、主審がよくわかるように両腕を水平に広げる
※コロナの影響で大会によっては「アウト」のコールを省いている場合もあります
コールと同時に両手を広げるのがポイントです。
※明らかな「アウト」であっても、必ず合図を出しましょう。
見えなかった時の線審の合図
両手で目を覆う
見えなかったというジェスチャーがあるのか!と思われるかもしれませんが、これは選手の体でシャトルの落下地点が見えなかったときに用いるもので、通常出さない合図です。
選手の体がじゃまになりそうな場合でも、自分が体をずらしてでもしっかり見る努力が必要です!
「見てたのにどっちかわからな~い」で出す合図ではありません。
バドミントンの線審|重要なポイントとは?
1.必ずシャトルが落下してからジャッジする
当然!と思われるかもしれませんが、意外と落下前に手を大きく横に広げている人を見かけます。
完全なアウトと落下前に判断できたとしても、選手へそのジャッジを教えることになるので絶対にやめましょう。
2.選手との接触に気を付ける(シャトルをしっかり見る)
シャトルをきちんと追っていれば、選手が近づいてくるかもしれない、という状況はすぐに想定できるはずです。
学生の大会などでは会場が狭かったりして、線審と選手がぶつかりそうになるケースも少なくありません。
選手が向かってきている状況を感じたらすぐに避ける準備をしましょう。(怪我をすると大変なので椅子ごと逃げましょう。)
3.毅然とした態度で合図を出す
特にスマッシュが打ちこまれた場合、きわどい判定になることもあると思います。
ただ、一番近くで見ているのはあなたです。
会場中の注目が集まっても、自分でインアウトを判断してから毅然とした態度で合図を出しましょう。
ぼーっとした態度やよそ見をしていては周りからクレームを受けてしまいますが、しっかりと集中して堂々と合図をすれば問題ありません。
判定しやすい位置までしっかりと目線を合わせてジャッジをしていればほぼクレームが出ることはありません!
バドミントンの線審|配布用プリントダウンロード
部活でぜひ活用ください!
バドミントンの線審のしかた&重要ポイントをおさえたら、あとは怖がらず自信を持って線審をしてください!
新1年生用に、部活内での徹底に・・・配布用プリントがダウンロードできます。
主審&スコアシートも完璧にしよう!
まとめ
子どもたちの大会を見ていると、試合に負けて悔しそうに涙を流している子、勝って嬉しくて涙を流している子をよく見かけます。
大会の規模が大きい小さいに関わらず、子どもたちは真剣に勝負に立ち向かっているのです。
そのために日々の練習も頑張っているんだと思います。
「あの時ちゃんとジャッジしてくれていれば・・・」
なんて思いをするような子がいなくなってほしいと心から思います。
最後までご覧いただき、ありがとうございました。
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