こんにちは、HIKARIです。
いざバドミントンを始める!にあたって必要なものがラケットです。
ラケットショップに行ってみるとたくさんの種類があって、どれを選んでいいかわからなかったりします。
ショップの店員さんに聞くにしても、いろいろ専門用語が飛び出したりで結局は迷ってしまいます。
わたしの周りでも、お子さんがバドミントン部に入ったのだけど、どのラケットを買えばいいのか・・・と迷っている親御さんもいらっしゃいます。
今回は、【中学生でバドミントン部に入部!初心者向け】バドミントンラケットの違いや選び方についてまとめたいと思います。
バドミントンラケットの価格
まずラケットの価格ですが、公園バドミントンで使う1000円程度のものから、競技用の2万円以上するものまでさまざまです。
中学一年生の部活で初めて買うラケットは、できれば1万円程度のものを選んでほしいと思います。
価格の差となる材質の違いで重さや扱いやすさ、耐久性にも差がでるので、部活動で競技に真剣に取り組もうと考えているお子さんにはとても重要なポイントになります。
最初に買うラケットの予算は、1万~1万5,000円程度を見込んでおく
※ラケット本体の価格+ガット代
バドミントンラケットを選ぶ重要性
部活やクラブなどで定期的にバドミントンをする、続けて行く場合は、自分に合ったラケットを選ぶということがとても重要になります。
高いラケットを買っておけばいいだろう、というのもちょっと違います。
形は同じでも、シャフトのかたさや重さのバランス、ガットの種類、ガットを張るテンションによって打球感が異なります。
特にバドミントンを始めたばかりの新一年生や、初心者の方は正確なスイングができていなかったり、無駄な力が入ってしまったりするので、体への負担にも繋がります。
部活動では毎日たくさんラケットを振るので、自分の”技量”にあったラケットを使う必要があります。
ラケットは種類がたくさんあるので、自分のレベル(技量)に合ったものを選ぶ
バドミントンラケットの違い
ラケットショップに行くと、これってどういう意味???というような専門的な用語や数字があり、どう選べばよいのか迷ってしまいます。
まずはこれだけは押さえておきたい!ラケットの違い、用語の意味などについてまとめます。
1.ラケット本体の重さ、グリップのサイズ
バドミントンラケットは『ラケットの重さ』と『グリップサイズ』が表示されています。
重さの表示
ラケットの重さはさまざまです。重さの表示は「U」の記号が使われています。
数字が大きくなるほど軽くなります。
軽いラケットは操作しやすく、素早いラケットさばき、繊細なショットに向いています。
腕への負担も低くなるので初心者向きです。
重いラケットは軽いラケットと同じスイングスピードだった場合、より重く、沈んだショットを打つことができます。パワーのある攻撃型の選手向けです。
グリップサイズの表示
重さと一緒に表示されていて一番最後の数字がグリップサイズになります。
主に使われている数字は「4」「5」「6」です。
数字が大きくなるほどグリップは細くなります。
手の小さい女子やジュニアの子は細いグリップを選びましょう。
アンダーラップやグリップを巻くことで太くできます。
太いグリップのメリットとしてはパワーが伝わりやすく、攻撃的なショットが打ちやすいことです。
未経験新1年生、初心者さんにおすすめなのは、
重さが軽め(5U・4U)で、グリップサイズが細いもの(「5」や「6」)
2.シャフトのかたさ
シャフト部分のしなり具合によって、『柔らかめ』のラケットか『硬め』のラケットかに分かれます。
柔らかめのラケットは、しなりによって小さい力でもシャトルを遠くまで飛ばすことができます。
硬めのラケットは、しなりが少ないので面が安定し、スイング速度があがり強いスマッシュを打つことができます。
どちらにもメリットがあり良さそうに思いますが、中学始めの子、初心者の方はシャフトはやわらかめを選んでください。
理由はそれぞれのデメリットにあります。
やわらかいシャフトのデメリット
- ショットのスピードが出にくい
硬いシャフトのデメリット
- 腕への負担が大きい
- タイミングを合わせにくい
硬いシャフトのラケットの方が扱いが難しいということです。
未経験新1年生、初心者さんにおすすめなのは、
シャフトが『柔らかめ』のラケット
3.ヘッドバランス
みんな同じような形をしているラケットでも、重さやシャフトのやわらかさの違いの他に、「バランス」の違いも存在します。
ラケットによって、重心がどこにあるかが違い、ヘッドライト・イーブン・ヘッドヘビーの3種類に分かれます。
正直、バドミントンをやってないと知らないですよね・・・
ヘッドライトのラケットは
重心の位置がグリップよりでラケットの重さを感じにくいのが特徴です。
素早い動きを実現!『コントロール性重視』初心者におすすめ!
イーブンのラケットとは
重心の位置に偏りがないのでバランスよくプレーができるのが特徴です。
攻撃も守りもバランスよく!『技術向上重視』
ヘッドヘビーのラケットとは
重心の位置がヘッド先端部分にあり、パワーのあるショットを打てるのが特徴です。
パワーあるショットを決める!『攻撃重視』上級者、筋力のある人向け
未経験新1年生、初心者さんにおすすめなのは、
ヘッドバランスが『ヘッドライト』か『イーブン』のラケット
※ヘッドヘビーの場合はなるべく軽いラケットを選ぶ
バドミントンラケットの選び方
ここでは、お子さんが習い事や部活でラケットを必要としている親御さんに向けたラケットの選び方をご紹介します。※まだ打ち方やフォームが安定していない人向けです。
バドミントンラケットといっても、種類がたくさんあるということ。
お子さんの体に合ったもの(技量に合ったもの)を選び、金額もしっかりとかける(15000円ほど)ことをおすすめします。
最初は4U・5Uのラケットにしましょう!
グリップサイズはグリップの下にアンダーラップ(クッションとなる素材のもの)をまくことで調整できるのでG5・G6のものを選びましょう。
シャフトはやわらかめ、バランスはヘッドライトかイーブンのものから選びましょう。
最終的にはデザインや色の好みをお子さんに確認しましょう。
見た目も大事!モチベーションUPにも繋がります!
バドミントンのガットのテンションについて
やっと自分に合いそうなラケットが見つかった!(決まった~)と思ったら、今度は店員さんに「テンションはどうしますか?」と聞かれると思います。
ラケットを買うことが初めての人にとっては、今度はなに~~~という感じですよね。
ガットにも種類があり、張るテンション(張力)によってシャトルの飛び方が変わってきます。
初心者におすすめのガットはコレ!
細いガットを緩めのテンションで張り上げるとシャトルがとてもよく飛びます。
ガットのテンションはどうする?
ラケットにはそれぞれ推奨張力があるので、その範囲内のテンションで貼る必要があります。
テンションの単位はポンドといいます。
ガットは硬く張れば張るほど、スイートスポット(シャトルを効果的に打てるとされる面のこと)が狭くなるので正確にシャトルをとらえなければなりません。
初心者はガットはゆるめに張ります。
未経験新1年生、初心者さんにおすすめなのは、
細いガットを18ポンドで張る
初心者におすすめのバドミントンラケット[YONEX]
種類が多すぎて、どれがいいか教えてーー!!!
という方のために、HIKARIおすすめのラケットを紹介します。
メーカーはYONEXから選んでいます。
ナノフレア200
ジュニア・中学始めの1年生向け
エントリーモデルとしてつくられたナノフレア200は軽くて扱いやすくシャトルもよく飛びます。まだパワーのないジュニアの選手や、打ち方が安定しない新1年生にとってもおススメです!カラーも3色あって好みのものが見つかるはず!!
アストロクス33
女子ウケしそうなデザイン!
真っ白なデザインがとってもかわいいアストロクス33はとにかく軽い!ヘッドヘビーですが負担なくスマッシュも気持ちよく打てます。
アストロクス55
中1(経験年数:3年)長女愛用モデル!
アストロクスシリーズの中でも中学生女子にとって最も軽く、打ちやすいラケットだと思います。軽くても鋭いスマッシュを打つことが可能で、扱いやすいのですばやい攻撃が実現できています。最近パワーが付いてきてちょっと物足りなくなってきてますが・・・シングルスプレーヤーなので向いてると思います。
まとめ
ラケットも日々進化をしていて、わたしが学生の頃から考えると軽量化も進んでいます。
競技を続けて行くと、プレースタイルによって、より自分に合ったものを求めていくことになると思います。
また、本格的に大会が続くようになるとラケットも2本、3本と必要になります。
決して安いものではないので、じっくり選んでみてください。
メーカーのカタログを見ているだけでも面白いです。
あこがれの選手が使っているラケットを試してみてもいいかもしれません。クラブや講習会などに参加をするといろいろなラケットを試すことができるチャンスもあります。
最高のプレーを引き出してくれる、そんなラケットに出会えますように。。。
最後までご覧いただき、ありがとうございました。
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