【中1夏休み課題】作文・弁論の違いについて|長女の夏休みの作文を紹介します!

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ヒカリ

こんにちは、HIKARIです。

中1の夏休みももうすぐ終わりますが、長女の宿題に「作文」と「弁論」が出て、かなり頭を悩ましていました。

もともと文章を書くのが苦手な長女。

中学1年ともなると、やはり読書を良くしている子は大人も顔負けの文章を書くので差はどんどん広がるばかり。

長女は自分の意見を述べることは決して嫌いではないので、今のうちに文を書くことに慣れていってほしいなと思っています。

今回は、そんな長女を悩ました中学生の夏休みの課題である「作文」と「弁論」の違い、また長女が悩みながら完成させた「作文」をご紹介したいと思います。

目次

「作文」と「弁論」の違い

作文とは、

作文とはは読んで字のごとく、文を作ることまたその文章のことを言います。

主には、自分の心情や経験を綴ることです。

日記のようなものも、立派な「作文」と呼べます。

〇〇へ行った。とても楽しかった。

これも作文です。

ただし、中学校の課題となると、いくつかテーマが用意されていて、そのテーマに沿った文章を自分の言葉で書くことになります。

このテーマは小学生のころよりも複雑なものになるので、難易度もあがってしまうのです。

弁論とは、

一方、弁論とは筋道を立てて自分の意見を述べ、論ずることを言います。

大勢の前で行う演説のようなものですが、弁論の場合は「話されるもの」だけでなく、「書かれるもの」も含まれます

中学の「弁論」という課題は、聞き手に向かって論ずる文章を提出することになります。

長女ちゃん

子どもにどうやって教えようかしら。
「弁論」て話す方じゃないの?
だから「論文」のことなんじゃないの?

弁論は聞かせること」を目的としていて、論文は読ませること」を目的とした文になります。

なので弁論のほうがよりわかりやすい表現になると思います。

聞く人に伝えたい自分の主張を、口頭で語りかけるようにわかりやすくしたもの、というイメージです。

長女の作文を紹介

中学最初の夏休みの課題です。

いくつかあるテーマのうち、「動物愛護の作文」というテーマをチョイスしたようです。

何回か手直しはさせましたが、彼女が伝えたいことはしっかりと書けていると思います。

「保護犬あんずを迎えて感じたこと」

彼女が選んだテーマは、わたしたちが去年経験したことからでした。

ちゃんと考えることができていて、とても嬉しく思いました。

それでは長女の実際の作文を紹介したいと思います。(原稿用紙3枚と1/4枚分になります。)

保護犬あんずを迎えて感じたこと

〇〇中学校 一年 ○○ ○○

私は小さい頃から家族でホームセンターのペットコーナーに行くのが好きでした。自分の家に小さくてかわいい犬がいることを想像して、父と母にずっと犬が飼いたいとお願いしていました。

そしてとうとう去年の夏に私の長い間の夢が叶うことになりました。

その日、突然父からの発表がありました。

「明日、犬に会いに行くよ。」

「どこのお店に行くの?」

嬉しくてたまらない私はすぐに聞きました。父は、

「保護犬を迎えるんだよ。」

と言いました。

私はこの時初めて「保護犬」という言葉を知りました。それは、事情があって飼えなくなってしまった犬が施設で保護されていること、そして飼い主が見つからなければ殺処分をされてしまうことを知りました。どうしてこのような事態になってしまうのか、私には分かりませんでした。飼えなくなってしまって捨てたりしてしまうことにただただ腹立たしく感じました。

会いに行った保護犬を正式に家に迎えることになりました。名前はあんずといいます。6歳のチワワです。ペットショップで見ていた小さな子犬ではありませんでしたが、私は一匹でも命を救えるのなら保護犬を迎えることができて本当に良かったと思いました。

父も母もあんずは「家族の一員だよ。」と言っていました。あんずは保護施設でもしっかりと面倒をみてもらえていなかったみたいで病気も見つかり、私は胸が苦しくなりました。でも家族の一員だからみんなができることをやってあんずには幸せになってもらおうねと話をしました。少しでも長く一緒に過ごしたいと思いました。

毎日の夕方の散歩は私の担当です。あんずのことは大好きで大切な気持ちはあるけれど、毎日の散歩やお世話をすることはやってみるととても大変です。母が「子どもが一人増えた感じ。」と言っていましたが、本当にそのくらい大変だと思いました。私は犬を捨ててしまう人を許せない気持ちは変わらないですが、軽い気持ちで飼ってしまうのが良くないのだと思いました。

犬も人間と同じで命があるので、飼うときもしっかりと強い気持ちを持って迎え入れることが大切だと思いました。

いろいろと調べてみると、事情があって飼えなくなってしまった犬だけでなく、お店で売れなかったペットも保護されているということを知りました。かわいいかわいいと、ショーケース越しに見ていた犬にも少し複雑な気持ちがわきました。

あんずが保護されていた施設のような動物愛護施設が全国にたくさんあって、ボランティアや寄付を受けながら殺処分をなくすために活動されているのを知りました。病気になってしまったり、目が見えなくなってしまったりして捨てられる犬もいることを知りました。

犬を飼うということは、家族が増えることなので病気になっても何があっても最後までしっかりとお世話をすることが大事なのだと感じました。

そして、そのような施設もボランティアや寄付だけでやっていくのではなく、無理なく運営がまわるような仕組みがこれから出来上がっていくことを望みます。そして将来は不幸な犬がいなくなるような活動を自分もしていきたいなと思います。

特に最後の部分は、わたしも思いつかなかった彼女の意見が書かれています。

動物が好きな彼女は「保護施設職員」になりたいと言いました。

わたしがつい、「厳しい仕事だよ、ほとんどボランティアだよ。」と言ったら、それが変わればいいんじゃないの?と思ったようです。具体的にどう、はまだ見えていないようですが、変えていってほしいなと思っています。

最後に

弁論の宿題も終えていましたが、こちらはちょっと難しかった様子。わたしもかなり助言をして、書き直しも何度もしました。

弁論の内容は、「東京オリンピックからスポーツのこれからについて考える」ということでした。頑張って書いてはいましたが、5枚という課題だったので途中ネタ切れにもなり、かなり苦戦をしていました。

中学最初の「文章を書く」という課題は難しかった様子でしたが、なんとか頑張っていたと思います。

小学校とは違う、ちょっと難易度が増した夏休みの課題に取り組むことで、またひとつ成長したようです。

最後までご覧いただき、ありがとうございました。

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