こんにちは、HIKARIです。
２０２１年度から中学英語の教科書が大幅に改定されるのはご存知でしょうか。わが家の長女もこの４月から中学生になるので他人事ではありません。
これは、日本の英語教育のあり方が大きく変わろうとしているということなんです。
簡単に言うと、「読む」「書く」を学習の中心としていた方法から、「聴く」「話す」の割合を増やそう！というものに変えていこうとしているのです。
単語でいうと、今まで中学では1200語程度の学習だったのが、およそ2200～2500語を習得するよう方針は変わっています。
今までの倍以上になるなんて・・・
英単語はどうやって覚えたらいいの？
倍以上になるとはいえ絶望的になる必要もなく、小学校での英語学習の取り組みも同じよう早期に進んでいるのですでに馴染みのある英単語も多いと思います。この2200～2500語の中には日本語の中でも普段から使われているような言葉も含まれますので、コツコツと学習を進めていけばしっかりと習得できるので安心してください。
わたしがおすすめする、英単語習得法は２つあります。
①フォニックス学習法
②Z会速読英単語を使った精読を習慣にする勉強法
今回は②の英単語習得のためのおすすめの「Z会速読英単語」を紹介したいと思います。
こちらの教材をつかった学習は基本的な英文の構造を理解してから進めましょう。
語彙力は語学を習得する上でとても大切な要素となります。
Z会速読英単語とは何？
ヒカリいわゆる「速単」は昔から大学受験生のバイブルと言われています！
わたくしHIKARIもとってもお世話になりました！～遠い目～
Z会速読英単語は全部で４冊あります！
- 速読英単語 中学版←長女は今ここ
- 速読英単語 入門編
- 速読英単語 必修編←大学受験生のバイブル！
- 速読英単語 上級編
速読英単語、通称「速単」は大学受験用の英単語帳の中でもとてもポピュラーで、たくさんの受験生が利用されていると思います。
わたしたちの時代も、難解大学等は関係なく、受験で英語を選択するならとりあえず必要な単語はすべて揃っている！と言われていました。
そしてこの速単には[中学版]もあるのです。
つまり、この単語帳に出ている単語をすべて覚えることで中学で身につけたい単語は習得できるということになります。
速読英単語［中学版］の内容
１レッスン（１章）が「英文＋和訳ページ」（見開きページ）+「単語ページ」のセットになっています。
①英文＋和訳
ここが速単の最大の特徴となります。文脈から学習をすすめるという肝心な部分となります。
この英文は６０本あり、最初は短い文とストーリーですが、最後の方は文章は２倍ほどになり章をわけてのストーリー展開になっています。文章は会話形式あり、生物について、歴史について、健康についてなど内容もおもしろいものになっています。
下の部分には、英文に出てきた文法のルールや決り文句、大事な文法を抜粋して説明してくれています。
②単語ページ
ここでは普通の単語帳のように、本文で出てきた英単語をずらっとに日本語の意味と一緒にならんで書かれています。英本文中にでてきた単語だけでなく、一緒に類義語や関連した単語も並べられていてとても覚えやすくなっています。
また、英単語の意味は１つだけでなくたくさんの意味があることがあります。本文で使われた意味とは違う意味も書かれてあり、あわせて覚えることが大事です。
赤字で書かれているので付属の赤シートを使って、一緒に覚える習慣をつけましょう。
ヒカリ赤シート懐かしい！！！
速読英単語[中学版]がおすすめな人
高校受験で英語を武器にしたい人、にはとにかく使ってほしい！
文法をある程度理解している中学１年生、まだこれからの子も中１の２学期くらいまでには速単を買って勉強していきましょう！！
て、みんなにおすすめしたい気持ちが強くてすみませんっ！！
もう少し詳しく、この速単はどういう人にとって学習しやすいか（向いているか）についてまとめます。
- 文章の中でイメージをしながら単語を覚えたい人
- 高校受験に必須の英単語を全て覚えたい人
- 意味の似た単語などを一緒に要領よく覚えたい人
- 英単語と一緒に長文も理解したい人
- 音声も確認しながら勉強したい人
- 中学のうちに勉強法を身につけて大学受験へつなげたい人
わたし自身は高校時代に、速読英単語[必修編]から勉強を進めました。当時代ゼミや駿台の模試を受けていましたが、英語の偏差値は７２前後でした。速単で勉強することで他の文章を読むときも声に出して読む（音読）や文の構造をしっかり理解しながら読む（精読）が身についていたのだと思います。
もちろん難易度もどんどんあがってくるので、[必修編]の前に[中学版]で早めに自分の「勉強法」を身に着けていきましょう。
中学からZ会速読英単語をおすすめする3つの理由
１．文章からイメージが浮かぶから覚えやすい！
単語と意味だけを拾いながら勉強するのではなく、文章を読みながら文脈に沿って英単語を覚えていくので断然に覚えやすい方法となります。
文章の構造もしっかり理解しながら学習していくこと（精読する）ことでより自分の中に記憶として残っていきます。イメージを浮かべながら覚えることで忘れにくくなり、楽しみながら学習することができます。
ヒカリストーリーがワクワクしながら読めるものだったり、オチがあって面白いものが多いです。自分の知らない興味が持てる内容の英文もたくさん紹介されていて、ただ単語を勉強するより圧倒的に楽しいです！
２．徹底的に分析された必須単語の習得が可能！
入試問題や検定教科書などを分析し必要な語彙が選定されているので、入試対策にも適しています。［中学版］では入試突破のための約2,300語が集められており、単語と合わせて覚えておきたい熟語や派生語もしっかり押さえることが可能です。
３．二次元コードからアクセスできる音声付き！
見開きレイアウトで例文も豊富に用意されています。英単語を習得するためには、見て書いて声に出すだけでなく、音を聞き取ることがとても重要になってきます。英文、単語、例文の音声がコードから簡単にアクセスできるので効率よく勉強を進めることができます。
単語を覚えればいいんだから何を使っても一緒じゃないのかしら？
単語を完全にインプットした状態というのは、
①そのもの（こと）を目にして瞬間的に単語が出てくる状態
②単語を耳にして瞬間的に意味がわかる状態
③単語を目にして瞬間的に意味がわかる状態
を言います。
単語の覚え方によって
- どれだけ長く覚えていられるか
- どれだけ深く覚えることができるか
- 短時間でどれだけ覚えることができるか
- どれだけ単語を使う（アウトプットする）ことができるか
に差が出てくるのです。
そういった意味でもこの「速読英単語」をうまく使って勉強することで、長く、深く、短時間で単語を覚え、またその単語をアウトプットできるようになるのです。
Z会速読英単語での学習のすすめ方
１日にすすめる量を決めましょう
速単は１冊、約５０～７０章程度の文章に分かれていて左側に英文、右側に日本語訳と見開きにして使うことができます。
[中学版]は全部で６０章。１章あたりの量もそんなに長くないので１章２０分もかかりません。
１日１章進めれば２ヶ月
１日２章進めれば１ヶ月
１日３章進めれば２０日間
進めることができるのです。
ん？？中学は３年間のはず！２ヶ月で終わってしまう？
ここでポイントです！
この単語帳は何度も何度も繰り返し使い、丸暗記するくらいまで使い込むことが大事なんです！！！
早速、学習をスタート！
最初はイメージを膨らませるだけでよい。
ゆっくりでいいので、わからない単語などどうやって発音するのかを確認しておく。
全体の内容をざっくりと理解する。（最初は右の和訳を見てもよい。）
精読する。
主語と動詞をまずは見つける。目的語、補語、接続詞なども理解する。
音読する。
音声についていくように（重なるように）読む練習もする。（シャドーイング）
学校の勉強や受験では単語は書けなければなりません。
視覚と音読で慣れた後にしっかりと手で書いて覚えること。関連語も押さえること。
Z会速読英単語の学習でここを意識して！
１日１章という量を決めたとしても、当然１回で全て覚えれる人はいません。
でも、１回目をとにかく集中して理解をする、イメージを膨らませる、ストーリーの場面を思い浮かべる、などをして真剣に取り組むこと。それによって、２回目は楽に楽しく、また効果的に進められると思います。３回目、４回目には丸暗記してしまうくらいになると理想的です。
- 恥ずかしいと感じるくらいに声を出して音声を真似てみよう！
- 復習は何度でもやろう、ただし、ダラダラとしない！集中すること！
- 長い文章でも読みながら頭で訳す練習をしよう！
- 他の単語帳は必要ありません。まずはとにかく、この一冊を丸々暗記するくらいまでやりつくそう！
何回繰り返しやればいいのかしら？
音声と同じようにスラスラと声に出して言えるようになり、と同時に頭の中で意味がわかる、声に出してすぐに意味を言えるようになればOK！
ここまでになれば、次の入門編に進みましょう！（学年にこだわらず、どんどん進んで行きましょう）
中学のうちに、必修編をマスターしちゃう人だっています。
最後までご覧いただき、ありがとうございました。
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